生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい
エンダルジア王国は『魔の森』のスタンピードによって滅亡した。
錬金術師の少女・マリエラは『仮死の魔法陣』の力で難を逃れたものの、
ちょっとした「うっかり」で眠り続けてしまい、目覚めたのは200年後。
――そこは錬金術師が死に絶え、ポーションが高級品と化した別世界だった。
都市で唯一の錬金術師になってしまった少女・マリエラの願い。
それは、のんびり楽しく、街で静かに暮らすこと。
ほのぼのスローライフ・ファンタジー、ここに開幕!
生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい 06
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2021/08/03 07:26
薬店オープン(喫茶店じゃないよ)
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
薬師としてお店を開いた錬金術師マリエラは奴隷のジークと穏やかな日を過ごす。
相変わらず儲けようと言う気持ちもなく、無防備に見える彼女にハラハラするジーク。
暢気で何にも考えていないようなマリエラが、意外と自分がもしいなくなってもジークがまた悲惨な状態に戻らないでもいいように考えていたりする。(たぶん)
脇役ながら「黒鉄の輸送隊」のマルローさん、如何にも切れ者風な副隊長が素敵だ。
2021/08/03 00:23
目が覚めたら200年後
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
魔物のスタンビートから逃れるために仮死状態になったものの、目が覚めたら200年後だった主人公は浦島太郎状態なのだが、意外と冷静に対処していて出会った人たちも良かったのもあり早めに生活の基盤が出来そう。
奴隷購入には驚いたがこの時代の過酷な世界観と彼女の倫理観が分かり必要な部分だった。
この時代では絶滅危惧種並みの錬金術師で主人公はチートなのだが、目立ちたくないと言う割にのほほんとしていて自分が凄いと言う自覚がない。
全く馴染みのない薬草や材料でのポーション作りなどの描写が多いが、それがお仕事小説っぽくてどこかのんびりとした彼女との対比でより面白く感じる。続きを読みたいと思う話だった。
2021/07/23 02:51
面白かった
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:甘栗 - この投稿者のレビュー一覧を見る
マリエラの順調な私生活は安心して読んでいられたけれど、アグウィナス家の話は読み応えはあるけれど辛いものがあるなぁ…
あの淀んだ中でよくあんな素直で勉強熱心な良い娘が育ったもんだ…
何も知らされないって時に辛い事でもあるけど、関与してたらあんな風には育っていなかっただろうなぁ…
今回結構重い話も多かったから、中和の為か前巻よりもギャグ要素が散りばめられていた気がする。
冒険者ギルドのギルドマスターが完全にギャグ要因。
今後もあの感じでいくのかなぁ?
個人的には1巻くらいの感じが良いんだけど…
そしてテルーテルが良い味出してたから、今後も出てきてたまにキャーキャー言ってほしい笑
あとこれも好みの問題だけど、レオンハルトとウェイスハルトがイメージと結構違ったなぁ。
勝手に40代のイケおじと30代の弟でイメージを固めていたものだから思いの外若くてしっくりきてないです。
でもこれは私の問題なのでそこにマイナス点はないですけれども。
話の内容的には迷宮討伐の様子とかアグウィナス家の話とか今の迷宮都市の現状みたいなものがしれて良かったです。