だれのおとしもの？
著者 種村有希子
雪がふった朝。「おとしもの、みーっけ！」まほちゃんが拾ったのは、“ゆり”と名前がついた手袋です。大きさは、まほちゃんの手を同じくらいです。「どんな子かなぁ？ 足跡たどったら、届けられるかな」まほちゃんは、落し物のそばにあった足跡をたどって、その落し物を届けることにしました。しばらく行くと、「マフラー、みーっけ！」マフラーにも名前がありました。「ゆりちゃんったら、また落としてる」ところが、落し物はひとつではないのです！ マフラーや、手袋、それにおおきなセーターもありました。「これも本当にゆりちゃんの？」まほちゃんは、不思議に思いながらも、その後も足跡をたどっていくことにしました。北海道育ちの著者がおくる冬にぴったりの一冊。
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だれのおとしもの？
2017/05/18 12:33
女の子がかわいらしい
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投稿者：真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まほちゃんは、ゆりちゃんという女の子のいろいろなおとしものを拾って、増えるうち不安になってきたけど、ゆりちゃんと出会い落とし物のつかいかたがわかると一安心するところが子供の素直さだなと思いました。
だれのおとしもの？
2017/01/16 16:33
カラフルな絵と、次にどうなるかわからない展開が楽しい。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公のまほちゃんがてぶくろを拾ったところから始まるこの絵本、次々落し物を拾いながらまほちゃんが歩いていくという意味ではシンプル極まりないストーリーだが、何かを見つける度にかわいらしい表情を見せるまほちゃんの姿と、絵の構成が次々変わることで飽きることが全くない。一体どんな子が落とし主なのか、なかなかわからないままページを繰っていく感覚も気持ちいい。
色鮮やかで愛らしい絵と、間の取り方がうまい文章は、上質な絵本の世界をつくりあげている。
だれのおとしもの？
2016/12/23 13:43
落し物多数
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投稿者：honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る
”ゆり”という名の入った手袋を、足跡をたどって届けてあげようとする”まほ”ちゃん。
しかし、一人の女の子が落としたとは思えないくらいの量の落し物。
”ゆり”ちゃんはいったいどんな女の子なんだろうという想像が膨らみます。
最後に「なるほど～」と思わせてくれると思います。
