- 出版社: 創元社
農の原理の史的研究
著者 藤原辰史
農学の工学化が進む今、工学に従属しない「農学」はどのようにして存在可能なのか。「農本主義」の提唱者にして我が国の代表的農学者である横井時敬を軸に、満洲移民政策に深く関与した橋本傳左衛門、転向農学者杉野忠夫、ナチス農業法研究の法学者川島武宜、反骨の農学者吉岡金市ら、農に関わる思想と実践を詳述。旧来の農本主義的疑似ロマン主義に流れることなく、医・食・心・政・技を総合する、未来の農学を目指す、史的試論。
農の原理の史的研究
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