シェイクスピア全集
著者 ウィリアム・シェイクスピア (著) , 小田島雄志 (訳)
滑稽、悲哀、苦悩、歓喜、陶酔……。奇蹟としか言いようのない深い洞察力によって人間のあらゆる感情を舞台の上に展開させたシェイクスピアの全劇作を生きた日本語に移した名翻訳。
シェイクスピア全集 ヘンリー八世
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シェイクスピア全集 19 ヘンリー五世
2017/12/13 12:32
舞台観劇の予習に
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:dadacha - この投稿者のレビュー一覧を見る
2018年に新国立劇場で上演される舞台ヘンリー五世の予習・復習本として購入しました。
まだこのヘンリー五世は読み始めたところですが、過去上演されたリチャード三世やヘンリー四世も小田島先生のこのシリーズで拝読しました。
やはり小田島先生の訳は言葉の選択、リズムがあって素敵です。
これを実際に役者さんの体を通して音で聞いたときには、目で追っていた文字が体の中に響いてくるので、観劇後、その感触を反芻しながら何度でも読み直す楽しみがあります。
一気読みするのが勿体ないので時間をかけて初読します♪
シェイクスピア全集 4 リチャード三世
2021/11/19 12:27
面白かったです
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
権謀術数を駆使して政敵を屠り、イングランド王にまで上り詰めたリチャードが最後みじめに散っていくという勧善懲悪物語です。ただ非道なだけではなく、ずるくて小悪党的な所もあり、魅力的な悪漢だと思います。読み物としてのシェイクスピア作品では一番好きです。
シェイクスピア全集 4 リチャード三世
2021/04/13 22:30
まずは薔薇戦争のお勉強から
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「悲劇」「喜劇」「歴史劇」にシェイクスピアの作品は分類されるが。そのうち「歴史劇」に分類されるのが「ジョン王」「リチャード2世」「ヘンリー4世」「ヘンリー5世」「ヘンリー6世」「ヘンリー8世」とこの「リチャード3世」、高校時代、世界史を選択していなかった私はこの作品の重要な要素であるヨーク家とランカスター家による薔薇戦争の詳細がわからない、どちらが白薔薇でどちらが赤薔薇であるかもすら知らない(ヨーク家が白薔薇でランカスター家が赤薔薇だと知ったのは読み始める少し前)、これまで読んできたシェイクスピア作品の中でも登場人物もとびぬけて多く、登場人物がどのような立場の人なのかを何度の確認しながら読み進めた。骨太の読み応えのある作品だった