鹿の王
著者 著者:上橋 菜穂子
強大な帝国・東乎瑠(ツオル)から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角(どつかく)”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!? たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう! 解説:朝加昌良
鹿の王 水底の橋
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2017/12/17 15:57
精霊の守り人のイメージで
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:miki - この投稿者のレビュー一覧を見る
精霊の守り人のドラマを見て、上橋菜穂子さんという作者を知りました。ファンタジーは大好きで、特に指輪物語の大ファン。精霊の守り人を見たときは、指輪物語の世界に似ていると思い、惹かれましたが、この本を読んでいるときには、自然と頭に精霊の守り人の舞台が浮かびます。食べ物や衣装、自然の景色や人々の様子など、まざまざと浮かんでくる状況の中で、物語がどんどん進んでいきます。
どんな物語なのか、特に調べずに読み始めたので、物語の意外な内容と展開に驚かされました。この先どうなっていくのか、とても楽しみです。ヴァンがとても魅力的に描かれているので、彼についてももっと知りたいです。
鹿の王 1
2017/09/14 15:03
素晴らしい自然の描写
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
岩塩鉱、豊かな森、その中で生きる飛鹿やトナカイといった自然の描写が、まるで映像を見ているように、綺麗に描かれていて、そこにまず惹かれます。ストーリーは、脅威のウイルスが、岩塩鉱で働く人たちを襲い、ほぼ全滅。その中から生き残って体に免疫ができた?ヴァンと、名医ホッサルという二人のストーリーが代わる代わる進んでいきます。読むのがもったいないので、途中まではちょっとづつ読んでましたが、最後は。。残り3巻、どんな物語なのかまだまだ予測できていない状況で、ワクワクします。
鹿の王 4
2017/08/10 12:16
蛇足でもいいから
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語は終わり、こうするしかないって結末ですが、願わくば「守り人シリーズ」や「獣の奏者」のように外伝でもう少しこの世界にいさせて欲しい。
しっかりと世界が完成されているからこその読者としてのわがままな願いです。