原作開始前に没落した悪役令嬢は偉大な魔導師を志す
王太子に婚約破棄され没落したアルスタシア家の娘・フェリシア。国を追われる身となり、両親と共に見知らぬ国で極貧生活の日々を送っていた。そんな中、魔導師ローランとマーリンに出会ったフェリシアは二人の生き方に共感を覚え魔導師の道を志すことに。数年後、ロンディニア魔法学園に入学したフェリシアはマーリン直伝の魔法の知識で周囲を圧倒し一目置かれはじめる。すると、同学年でチェルソン家の娘・アナベラから「あなたも転生者?」と問い詰められて・・・・・・。没落令嬢から世界最高の魔導師に成り上がる異世界学園ファンタジー、開幕。
原作開始前に没落した悪役令嬢は偉大な魔導師を志す2
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2024/03/19 03:41
SFっぽい感じになってきたのが楽しい
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新しい魔法薬を開発して友人を救ったり、魔法の本質に触れて真の魔法を使えるようになり、世界の真理の一端を知ったり、前巻で出てきた師匠に恨みを持つ敵を打倒したりする二巻目。
魔法と世界観を突き詰めてファンタジーじゃなくてSFっぽくなりはじめてきたのは面白い。
そこが面白いと感じるだけに、普通の青春学園ものっぽいものを描いている乙女ゲーム世界観部分が浮いて感じるというか、ぶっちゃけ面白くない。
特に茶番みたいな逆ハーが邪魔。
でもそう感じる学園パート自体が伏線で、最終的には無駄ではなかった、と結ばれる展開がきてほしい。
2024/03/19 03:40
世界観がちょっと想定外な感じで面白い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
転生乙女ゲームヒロインが知識チートで幼少期から改変したため、煽りを食った形で悪役令嬢は没落し、貧民として辛酸を舐めつつ母親の薬のために魔導師に弟子入りした結果、魔導師見習いとして学園で無双する話。
以前B6判で刊行されたバージョン既読。
読んだのが前なので大幅改稿といわれても流れ一緒だなぁと思うんだけど、魔法や世界観が大きく加筆されているのかな?
乙女ゲーム自体は粉砕されているようだけど、実質現地人な悪役令嬢主人公が乙女ゲームヒロイン含めて逆ハーレム状態。
ただし本人は魔法の研鑽に夢中で恋愛興味なしって感じ。
悪役令嬢ものというか乙女ゲーム舞台ものとしても若干捻りがある世界観に感じる。
そもそも世界は0と1で構成されていて、魔法は本来それに干渉改変可能な力。
魔導師はそれができる存在らしい。
0と1で構成された世界ってだけで作られたゲームの世界っぽさがあり、中の人達が自己研鑽で魔導師に至ると神のごとく世界に干渉改変できるってすごいな。
転生かと思いきや、記憶改変データかもしれないことが示唆された辺り、一巻目の幕引きとしても面白い。
このまま世界真理を突き詰めてほしい。恋愛とかいいから。