前世の記憶が役立つとは思えません!
下級貴族のアリシャは前世の記憶持ち。しかしこれといった特技(スキル)もなく、前世では『二時間ドラマ』を見て適当に暮らしていただけの平凡令嬢。そんなある日、偶然居合わせた公爵令息バルディと女性の遺体を発見してしまう。これ――ドラマで見たあの場面!「犯人、まだ部屋にいるかも」余計な一言で事件解決! その姿をバルディに一目惚れされてしまい!?【電子限定! 幸智ボウロ先生書き下ろし短編「屋台と襲撃とそれ一番ダメなヤツ」を収録!】
前世の記憶が役立つとは思えません! ~事件と溺愛は謹んでご辞退申し上げます~【電子特典付き】
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前世の記憶が役立つとは思えません! ~事件と溺愛は謹んでご辞退申し上げます~【電子特典付き】
2024/11/30 03:23
面白かったから、ぜひ続きを出して欲しい
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼少期に前世の記憶を思い出した子爵令嬢。
前世の記憶持ちというのはたまに生まれ国に届け出て有用性の有無を確認して保護の度合いが変わるということで、有用性なしと判断され転生者ということを口外していなかった。
しかし高位貴族のパーティーで事件に遭遇し、大好きなドラマ知識でテンプレ展開を予想して口に出してしまった結果、居合わせた公爵令息に目を付けられて捕まる話。
面白かった~!
いやでもさすがに独り言多いしテンプレとわかっていながら踏み抜くお約束もどうなんだ。
ヒーローが肉体的にスパダリで守ってもらえて良かったよねぇ。
こんな迂闊な子、絶対社交でもポロポロ前世知識漏洩するだろうし、ドラマ仕込みの推理力というかテンプレ把握力がなくても、前世持ちだと気付かれて悪用のために誘拐されたりする前にヒーローに見つかって捕まる、もとい保護されて良かったと思うわ~。
単巻で完結しているが、設定が面白いので人気出て続きが刊行されてくれないかなぁ。