三億円事件奇譚 モンタージュ
著者 渡辺潤(著)
「ボクは三億円事件の犯人の息子です」――1968年12月10日に起きた昭和史最大の未解決事件、三億円事件。大規模な捜査が行われたが、7年後に時効を迎えた……。そして時は流れ現代。1人の少年が瀕死の老刑事に「おまえの父親は、三億円事件の犯人だ」と告げられた!! 運命の輪に巻き込まれた少年は、三億円事件の謎を明らかにできるのか!? 列島縦断クライムサスペンス!!
三億円事件奇譚 モンタージュ(19)
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2024/04/09 20:38
話に引き込まれる
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
いよいよ三億円事件の真相に迫る展開になってきました。当時のエピソードを描くという大胆な手法でアプローチしていて感心しました。時代が古いだけにまったく新しいキャラが登場するわけですが、人物描写やエピソード内容がしっかりしていて、すっかり話に引き込まれました。感情移入してしまいそうです。
2024/04/09 20:37
どんどん面白くなる
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
謎がますます深まるばかりで、どんどん面白くなってくる感じです。スリルのある逃亡劇から目が離せないし、関口の冷酷さにもゾクゾクします。まだまだ真相は闇の中で、キャラたちがなかなか本当の姿を見せないところがうまい展開だなあと思います。人の描き分けが本当に上手くて、読みやすさの原因になっているように感じます。
2024/04/09 20:34
恐怖を感じる
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
じわじわと迫ってくる恐怖に慄きました。三億円事件を扱ったサスペンスミステリですが、謎が多く、誰が味方で誰が敵なのか、わからない状態でとてもスリルがあります。登場キャラたちもみな一見優しそうで、実は何を胸の内に秘めているのかわからない怪しさ全開です。三億円事件の真相そのものもまだまだ核心には触れてなさそうで、主人公たちのこれからの行動がとても気になります。ストーリー展開が巧みでとても読みやすいです。