甘露に肩想い
著者 著者:黄島点心
甘露(カンロ)は高校卒業したての18歳の女の子。甘露は片想いの繰り返しで、彼氏がいたことはありません。そんな甘露の前に、素敵な男性が現れます。丹下左膳のような男らしい風貌なのに、モンブランが大好きな人です。その人はファミレスの店長で、甘露はそのお店でバイトをすることになりました。そして、甘露を密かに片想いする人もいたのです。そしてその人は、甘露の肩に居つくことになるのです……。肩に憑りついた人面瘡とのラブコメ、スタート!!「月刊アクション」にて連載。
甘露に肩想い : 3
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2015/10/11 22:50
最終巻の美しき裏切り
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いよんもりっつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
第1話からまさか展開の連続だったけれど、最後の最後まで読む者の予測を華麗に裏切り続けてくださいました。吹き抜ける風!
こんな素晴らしい快作を、最終巻だけ書籍発売せず電子版のみにするなんて、とんだバカヤローだぜ
2017/02/09 15:40
奇才が描く王道恋愛マンガ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たかわし - この投稿者のレビュー一覧を見る
最終三巻は電子書籍のみでの販売だったので購入。
奇才黄島点心、独特なコマ割りや描き文字は相変わらず楽しませてくれる。
醜い、つまはじき者の視点から描かれた良作。
ラストは黄島点心らしく、他の作家なら考えてもなかなか描けないだろうな…と思いながら読んだ。
〜あらすじ〜
プラスもマイナスもない平凡な人生を歩んでいた甘露は好きな人ができると必ず親友の菊花に相談するのだが、菊花は必ず甘露の好きな人と付き合ってしまう。その事にやましさなど一つも感じていない菊花。「親友が幸せなんだから…」と半ば諦めの気持ちを根付かせてしまう甘露。
そんなある日、甘露のバイト先に新しく雇われ店長晴がやってくる。甘露は晴の優しさと傷持ちイケメンに惹かれる。
甘露に好きな人が出来た一方、甘露もまた好かれていた。仕事はできない、不細工、コミュ障と三拍子揃った雨郎だ。
雨郎は甘露を好きな思いを打ち明ける。気持ち悪がった甘露は走って逃げる!しかしその道中で雨郎は穴に落っこちて意識不明の重体になってしまう…
「自分のせいで…大変なことをしてしまった…」罪の意識に苛まれる甘露だが、それと同時に肩に違和感を感じ始める。雨郎が人面相となって甘露の肩に現れたのだ。
初めは気持ち悪がり、何度も雨郎を切除していた甘露だったが、いつしか悩み相談をする相手になっていた…。