テンカウント
著者 宝井理人
「黒瀬くんといると、少しだけ普通の人になったみたいに錯覚する」潔癖症の社長秘書・城谷は偶然出会ったカウンセラーの黒瀬から、潔癖症を克服するための個人的なカウンセリングを受けることになる。10項目を1つずつクリアする療法を進めるうち、次第に黒瀬に惹かれていく城谷だが……?無愛想なカウンセラーと潔癖症の社長秘書、センシティヴな恋のセラピー。雑誌掲載時のカラーを再現したデジタル版限定仕様!
テンカウント(6)
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テンカウント 2 (DEAR+COMICS)
2015/02/08 06:58
変態ドS黒カウンセラー、だったのでした(笑)
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nonnon - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻のレビューでチラリと書きましたが、2巻は1巻とガラリと変わって急展開します。
割と表情が無くてどこか淡々とした1巻の黒瀬が豹変(笑)
本当は変態でドSで情熱的だったんですね。
というか、普通に「男」です。
そしてものすごく魅力的な人物でもありました。
城谷に個人的な想いを持ってしまったから、カウンセラーとしての立場から離れようとした。
その理由をはっきり告げて城谷の反応を見るも、城谷は戸惑いつつも別れを回避したいと
言ってくる。
そう、黒瀬のスイッチを無意識で押しまくるのは城谷その人なんですよね。
そしてその城谷は見事なまでに天然で子羊なドM・・・
好きになってもらう努力をする、と宣言した黒瀬の押しが相当エロくて、
追い詰められる城谷もかなりエロくて、ちょっとかわいそうなのかもしれないけど
本当に萌えます!!
でも城谷は潔癖症ですからね、
色々距離は近づいても根本での無意識の拒絶があったり
それに一瞬触れて少し傷つく黒瀬が切なかったり、この二人に萌えっぱなしの2巻でした。
お話としてもですが、この作品の大きな魅力として
二人の会話から醸し出される緊迫感があると思います。
一言のセンテンスはとても短かったりするのですが、
その応酬が場面の空気の重さを、温度を変えて密度を増していく。
こんな風に演出できるセンスってすごい!と素直に尊敬しますし、
何よりそれに乗せられてこちらの心までドキドキと引き込まれていくのが
とぉ~っっっても、楽しかったのですよ。
思わず「っ」を3つも付けてしまうくらい(笑)
今後も目が離せないテンカウント、3巻が待ち遠しいです。
テンカウント 1 (DEAR+COMICS)
2015/10/29 18:33
潔癖性とカウンセラーのお話
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:onew - この投稿者のレビュー一覧を見る
重度の潔癖性とカウンセラーの話。丸々1巻分序章、そして黒瀬くんが何考えているか全然分からない巻でもある。「10」にはどんな項目が書かれるのか、妄想するのが楽しい。主導権は年下なのに年上に対して優しく話しかける敬語が好きという些細な嗜好をこの本で自覚した。宝井さんの描く世界の人間は個々に悩みあれど、他人に対して優しいので癒される。続きも読みたい。
テンカウント 1 (DEAR+COMICS)
2014/11/28 19:32
初めて読むカウンセラー×潔癖症
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:朱寿芽 - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の絵が好みで2巻とともに購入。
今まで読んだ漫画で潔癖症の人のはなかったので期待しつつ読みました。
最初に出てきた人の酷い潔癖症に驚きました。そして、それに気づく黒髪の男性の優しさにキュンとしました。
読んでいると黒髪の男性のイメージが徐々に変わって面白かったです。
最後の急展開で続きが気になりました。
読み終わったあとでも何回も読み返しています。