- みんなの評価 13件
- 出版社: ふゅーじょんぷろだくと
深潭回廊
著者 永井三郎
【「スメルズ ライク グリーン スピリット」スピンオフ開始!】教え子が同性愛者であることを知り、身体を求めてしまった教師。彼は全てから逃げ出し放浪者となった。
――人を放棄したくて、モッさんと呼ばれていた。同性が恋愛対象であることに苦悩してきた柳田(やなぎだ)。教師だった頃に生徒相手にレ●プ未遂事件を起こす。彼はその場から逃げて、逃げて、いつの間にかモッさんになっていた。それは自分の過去も名前も捨てたのに、生き続けるしかない悲しい妖怪。何もかもを失ったかのように思えたが、一人の少年が手を差し伸べる。 痛くて愛おしい青春を描いた『スメルズ ライク グリーン スピリット』から7年。あの時、こぼれ落ちてしまったキャラクターの物語。
深潭回廊(5)
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2024/08/13 23:54
救いがほしい…
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:spkspgl - この投稿者のレビュー一覧を見る
渚に救いは訪れなかった…
読んでるうちにどんどん深く沈んでいく感じがして、
この二人が救われる道を必死に考えるけども、
まったく答えが浮かんでこない。
渚の父親は思いとどまるのか、めちゃくちゃ気になるところで終わった。
2023/06/28 21:07
魔性の少年
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:spkspgl - この投稿者のレビュー一覧を見る
渚の過去がきつすぎる…。
腐臭という表現が使われていたが、どうしても特定の人を引き寄せてしまう渚。
なぜ、体を売るようになったのか、そこに到達するまでの心理過程がすごくうまく描かれていて、
つらすぎて唸ってしまった。
あまりにも闇が深くて、彼を救うことはできるのか…
いや、絶対に救われてくれ、と思わずにいられない4巻でした。
2021/07/22 00:07
2巻!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
胸が締め付けられました。
柳田も、渚も、そして、南條くんも、、、
出会うのが早過ぎた、と言ってしまえばそれまでだけど、その早過ぎる時期に救いを求めて足掻いているのだから、なんとかならないものかと、歯痒くてなりません。
せめて、渚にはハッピーエンドを!