- みんなの評価 32件
アリスと蔵六
著者 今井哲也
「研究所」から脱走して、初めて「外の世界」を知った少女・紗名。彼女は「想像したことをすべて具現化できる」という途轍もない超能力の持ち主。しかしまだ幼くて未熟な彼女は、能力を巧みに使いこなすことができない。途方にくれていた紗名が出会ったのは、由緒正しい日本の頑固爺・蔵六。超能力も何も関係なく「悪いことは悪い」と真正面から説教してくる蔵六との出会いが、紗名の運命を大きく変えていくことになる――。
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2025年1月9日】アリスと蔵六(1)
閲覧期限:2025/01/09 23:59
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2024/09/14 03:08
出てこい、ジャンポー!?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たこい - この投稿者のレビュー一覧を見る
RPG演算謎解きは蔵六を巻き込んで継続中。
一方で赤の王をめぐる「認識は肉体に依存する」というSF思索が存在そのものが昭和っぽい古風な刑事の洞察力で明らかにされていくのがなかなかスリリング。
こんな話、どうやれば思いつけるんだろう。
さらに一方、2パーティ分合わせたら「ジャンポーさんの書」がそろっちゃった!? 次は出てくるのか、ジャンポーさん!?
2024/07/11 05:07
世界はどう見えている?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たこい - この投稿者のレビュー一覧を見る
夢の世界がオンラインRPGになって、そのクリアが多次元構造の解析計算とリンクしている、という設定の勝利?
子どもたち4人組だけじゃなく、蔵六までが冒険者になってRPG世界を満喫しつつ、それが蔵六の過去の体験ともつながり、「子どもにとっての世界の見え方」につながっていくのがある意味痛快。
2024/07/11 05:05
まさに現代のSF
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たこい - この投稿者のレビュー一覧を見る
オーパーツっぽく登場した歯車式の計算機がなぜあんな動作をするのか?
そこはまあが明らかに(?)なったけど、その正体は、なんというか、強いて言えば手のひらに乗るもうひとつのワンダーランド?
そのあたりも含めて、活字のSFが何十年も深化させてきたテーマががんがんぶち込まれてくる感じがすごい。
あと、それをかわいい絵柄で読ませる画力と構成力。