瀧夜叉姫 陰陽師絵草子
天徳四年（西暦960年）春。京で「盗らずの盗人」「妊婦の連続殺人」と奇妙な事件が続く中、天文得業生・安倍晴明と友人の源博雅は、奇妙な仕事の依頼を受ける。それは後の京を揺るがす災厄の前触れだった……！
瀧夜叉姫 陰陽師絵草子 第六巻
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瀧夜叉姫 第３巻 陰陽師絵草子 （ヒューコミックス）
2022/05/06 19:59
ようやく本筋に到達か。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語はようやく本筋に到達か。
背後にあるのは平将門の乱。
その乱の背後で暗躍していた者は...
晴明たちが解き明かす暗躍する者たちの目的と正体。
平将門の乱の背景、改めて知る良い機会になったなと。
関連する人物が多過ぎて、誰が誰だったかページをめくりめくり、確認が必要ですが。
真相に近づく晴明一行と事を進める黒幕たちと。 どちらに真があるのか。
真実が明らかになるにつれ、見え方が変化する。
やりきれない部分があるのは今も昔も同じだが、昔の方が無法の度合いが遥かに上か。
更に人と人ならざるものが合い混じり合い、物語を紡ぐ。
その表現力もなかなかのもの。
ただ、登場する女性陣は美しいのに、ろくなことになっていませんが。
しかし、あとがきは...まぁそう言う考え方もあるか。
瀧夜叉姫 第６巻 陰陽師絵草子 （ヒューコミックス）
2024/05/03 16:49
存外、早く出してもらえた。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
存外、早く出してもらえたな。
麗しの瀧夜叉姫の出番は最後だけで残念でしたが。
途中はちょこちょこカットシーンだけだし。
多分。
次巻、冒頭でそれなりに出番があるかな...
今回は浄蔵和尚が過去に施した将門公への壮絶な最終処置と巻き込まれた小野道風のお話。
そこで、あのシーンに繋がるのか。 なるほど。
加えて貞盛の瘡の正体がいよいよ明らかに。
本格的に表に出てきたのは！
許されぬ貞盛の所業。
それは貞盛本人の意志か、それとも操られてのことか。
クライマックスに向かいひた走るストーリー。
晴明と博雅も京の街を牛車で爆走。
藤太も爆走。
絵良し、ストーリー良し。
瀧夜叉姫の出番がもうちょっとあると良かったな...
瀧夜叉姫 第１巻 陰陽師絵草子 （ヒューコミックス）
2024/04/03 08:26
おどろおどろしい世界を
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
原作者夢枕獏のおどろおどろしい世界を、伊藤勢が細密 緻密な筆致で 妖気な世界を見事に描きあげている。NHK大河ドラマで雅な世界と渦巻く陰謀を放送しているが、底辺にはこのような世界が広がっていたということを感じさせられる。ストーリーも絵も見事である。
