あかねさす柘榴の都
著者 福浪優子(著者)
【あらすじ】南欧・グラナダ空港のロビーにて、14歳の橘 夏樹(たちばな・なつき)は、不安を抱えていた。身寄りのない彼は、スペイン人の不愛想な叔母・アルバとこれから暮らすのだ。知らない国で、会ったこともなかった家族との、新しい生活が始まる!白い石壁に色濃い影が落ちる、美しい街並み。ガスパチョやトルティージャなどが並ぶ色鮮やかな食卓。スペイン風シェアハウス「ピソ」やバルに集う陽気な人々。これは、日本から1万1000キロメートル離れた異国での、騒がしくも幸福な日々の記録。【舞台となる都市・グラナダとは?】スペイン南部に位置する観光都市。アラブ文化とキリスト教文化が混在しており、多様な人種で賑わう。壮麗な「アルハンブラ宮殿」をシンボルとした旧市街一帯が、世界遺産に認定されている。「グラナダ」はスペイン語で「柘榴」の意を持ち、街灯やマンホールなど、街のあちこちに柘榴のモチーフがあしらわれている。【作家情報】福浪優子(ふくなみ・ゆうこ)ハルタ・コミックグランプリ出身。2019年秋「ノウゼンカズラの家」でデビュー。日常の中にある煌めきを、丁寧な筆致で写し取る。本作が初単行本となる。
あかねさす柘榴の都 3
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あかねさす柘榴の都 1 (HARTA COMIX)
2023/04/23 22:10
やわらかい存在感とやさしさ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒグラシカナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ああ、この作品が持つ空気感はとてもやさしい。
寂しい思いをしている子にやさしくして「あげなくちゃ」とか、
わたしがしっかり「しなくちゃ」とか、
肩に力が入った様子が少なくとも私には見受けられないのが
とにかく心地よかった。
おいしいものを一緒に食べるとか、当たり前にコップが
用意されるとか、そういう空気感ややさしさが読んでいる
自分まで癒されるような時間でした。
やさしさとか、そばに誰かいてくれる心強さとか、
そういうのをとても力を抜いて考えられるような読めて良かった
安心できる作品でした。
2022/09/26 11:08
面白くなってきた
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
2巻はグラナダの食べ物がたくさん紹介されておりとても興味深かったです。
イスラム文化の名残も濃いこともあり甘いのが強烈なのかな。
異国で一人で日本の夏を再現しようと奮闘するのが若いなw
あかねさす柘榴の都 2 (HARTA COMIX)
2022/09/23 05:10
スペイン観光気分
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あんみつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現地の生活と、食べ物。
街の歴史。
南国の明るい色彩も、楽しい。