×ゲーム(バツゲーム)
著者 山田悠介 (著)
映画化のベストセラー小説。小久保英明は小学校の頃に「×ゲーム」と称し、仲間4人で蕪木毬子をいじめ続けていた。あれから12年、突然、彼らの前に現れた蕪木は、積年の怨みを晴ら...
×ゲーム(バツゲーム)
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商品説明
映画化のベストセラー小説。小久保英明は小学校の頃に「×ゲーム」と称し、仲間4人で蕪木毬子をいじめ続けていた。あれから12年、突然、彼らの前に現れた蕪木は、積年の怨みを晴らすために壮絶な復讐を始める……。
著者紹介
山田悠介 (著)
- 略歴
- 1981年東京都生まれ。2001年「リアル鬼ごっこ」でデビュー。ほかの著書に「スイッチを押すとき」「その時までサヨナラ」など。
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起こってほしくないスリル
2008/01/10 16:21
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:愛月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生くらいの頃に×ゲームをやった記憶はありませんか?
何かのゲームで負けたり失敗したりするとやる羽目になってしまうアレです。中には本来のゲームよりも×ゲームの時の方が盛り上がっちゃったりした記憶もあるのではないかと思います(笑)
×ゲームに熱が入ってきちゃったりすると「好きな人に告白」とか「これから初めてあった人に告白」とか「誰々に告白」とかいった類の×ゲームがなぜかあったりします。
この書籍はそれがルーツになっている話です。
ある事件が起き、主人公の周りに浮かんできた1人の人物。その事件には主人公が昔にした×ゲームが深ーく関わっていて・・・
とにかく薄ら寒くて「うわー・・・」って言ってしまうような恐い話です。
現実には有り得ないと思うものの、ものすごくリアリティを感じざるを得なくて、顔をしかめつつ手に汗握りつつ鳥肌を立てつつ、時には驚いたりある意味で感心したりしながら読みました。
この著者の書籍はどれも読みやすくて現実感のある異色(人間の恐い一面を全面に押し出したような)ものが多いのですが、これも例に漏れません。
ぜひ読んでみてください。オススメです!!
非日常が欲しい人へ
2017/03/08 21:04
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いてぃまとぅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
かわり映えのない日々にほんの少しのスリルと非日常感が欲しい人は是非読んで欲しいです。何とは言えないけれど、読んでいる自分の中で新しい一面を感じる事が出来るかも知れません。
私は、この本を読んで「日常にありそうで無い非日常」を知る事ができました。通学、通勤という日々の動作の中、たった一冊の本を読むだけでこんなにも世界の見方が変わるのなら…お金だの時間だのつまらない事を気にせずに、何気ないところでわかる人間の心理や行動などを本から読み取る楽しさを知る事が出来るのなら、何度でも本を買い続けよう、と思える一冊です。どんでん返し大好物!!!
☆×ゲーム☆
2024/04/20 22:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
「いじめ」をテーマとしたホラー小説
小久保英明は、小学校の同窓会で蕪木毬子の名前を聞き、嫌な記憶を思い出す。
それは10年前クラスで流行っていた《×ゲーム》。くじを引かせて、そのくじに書かれた罰ゲームを行わせるという遊びだったが、実際は、蕪木毬子へのいじめであった。そして、《×ゲーム》は徐々に熱を帯び、英明は《×ゲーム》により毬子へ告白をする羽目になったのだ・・・
そして10年後の今、当時の告白を信じ込み、英明のストーカーとなった蕪木毬子が現れた。毬子は、嘗ての担任教師やクラスメイトをいじめの復讐として惨殺する・・・
話の展開よりは、とにかく復讐としての《×ゲーム》の気持ち悪さが目立った作品だった。 うん、気持ち悪かった。
虐められた感情を、少し極端に表現すると、こうなるのではないかと思う。 恐怖
☆×ゲーム☆
2024/04/20 22:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
「いじめ」をテーマとしたホラー小説
小久保英明は、小学校の同窓会で蕪木毬子の名前を聞き、嫌な記憶を思い出す。
それは10年前クラスで流行っていた《×ゲーム》。くじを引かせて、そのくじに書かれた罰ゲームを行わせるという遊びだったが、実際は、蕪木毬子へのいじめであった。そして、《×ゲーム》は徐々に熱を帯び、英明は《×ゲーム》により毬子へ告白をする羽目になったのだ・・・
そして10年後の今、当時の告白を信じ込み、英明のストーカーとなった蕪木毬子が現れた。毬子は、嘗ての担任教師やクラスメイトをいじめの復讐として惨殺する・・・
話の展開よりは、とにかく復讐としての《×ゲーム》の気持ち悪さが目立った作品だった。 うん、気持ち悪かった。
虐められた感情を、少し極端に表現すると、こうなるのではないかと思う。 恐怖
罰ゲーム
2015/08/28 14:10
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔いじめていた女の子に罰ゲームで告白したら大人になってから、その子がストーカーと復讐を始めるという話ですが、ありがちな感じのままです。小学生の高学年ぐらいまでなら読んでも面白いと思います。
解説に納得。
2018/05/13 12:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ROVA - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうしても蕪木さんの方に感情移入してしまって
被害者意識が強過ぎる主人公サイドにイライラしてしまいます。
まあ確かにやり過ぎですけど・・・と思ったらオチがそれかー。
蕪木さん派(?)としてはちょっと安心出来る真実でした。
しかし「殺されるかも」の直後の墨汁で何故ビビるのか(笑)
墨汁とゴキブリで「死んだ方がマシ」ってんなアホな・・・