昭和下町人情ばなし 生活人新書セレクション
著者 林家木久蔵 (著)
戦前の洋食屋、父自慢の厚焼き玉子、闇市の帰りに吸った生卵、正蔵師匠の牛スジ鍋、正楽師匠の菓子パンなど…「笑点」の名物男が語る、昭和の食べものと下町の人情。
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林家木久蔵半生記
2002/07/17 23:32
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投稿者:大東数矢 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ご存じ木久ちゃん半生記。
日本橋久松町、疎開先、西荻窪での幼少年期。絵が得意で映画少年であったこのころが今の木久蔵の原型であろう。そして、漫画家の書生を4年間つとめ、桂三木助に入門。師匠がなくなり林家正蔵のもとに移って、二つ目、真打。ブームに乗って売れっ子となる。
さて、笑点の与太郎然とした姿からは想像できないのだが、お金については実にすばしっこい。遠足にいった相模湖で空きビンを集めたり、映画館でアイスキャンデーを売ったり、楽屋の師匠たちにチキンラーメンを作ったり。
ところが、そんなところがあだになって、副業の結婚式の司会と自分自身の結婚式をダブルブックしてしまう。なんとか司会を終えて、自分の披露宴会場へと必死になって向かうのだが、さてどうなることやら…。