官軍vs梁山泊、ついに優秀な士官同士の戦いが始まった
2012/11/06 01:12
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投稿者:sleeping lion - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまでは主に青蓮寺が裏で操った軟弱な地方軍との戦いだったが、
ついに地方軍は本命将校、呼延灼をもって梁山泊に戦いを挑む。
対する梁山泊は晁蓋が指揮を執る。
これまでにない、完全な総力戦。陣を構えた瞬間から、
呼延灼と晁蓋の戦いはすでに始まっていた。
いや、今回も本当にすごい。呼延灼が凄すぎる。
ネタバレだが、梁山泊は呼延灼に負けるのだ。
しかしこの戦闘が凄まじい。
震撼ですよ。ものすごい戦い。レッドクリフばりに映画化して欲しい。
・・・そして今回も、やはり何人か死んで行きました。
引き続き、むちゃくちゃ面白いぞ!!
水滸伝 10 シリーズ
2023/08/01 09:38
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここにはいろいろな性格の者たちが集まってくる。一見、役に立つのかな?と思うようなものもいる。けれども、なんだか知らないうちにまとまっていくのが面白い。
石を切るのが得意な李逵とい者がいる。無邪気で大力で料理が美味い。泳ぐのは嫌い。なんだそれはと思うがそれがその者の個性になっていくのでしょうね。
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投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
満を持して官軍が呼延灼を投入してきたが、軍師役の彭き、韓滔と武松、李逵の交流を描いたり、凌振の葛藤や嵌められる徐寧を描くなど、じっくりと決戦に向けて進めていくところは読みごたえがある。
これで第二部が終了。まだ梁山泊に全員が集ったわけではないが、じわじわと進められる青蓮寺の策略に、クライマックスに向けたものも感じ取れ、この先が楽しみでもあり、怖くもある。
ついに出てきた!
2019/06/26 15:37
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投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
呼延灼が出てきた!本当に、「待ってました」という感じです。晁蓋が死んでしまうかと思ってドキッとしました。
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とうとう呼延灼が登場!
久々に戦闘シーンでドキドキした。連環馬がキーワードだね。
そろそろ登場人物を覚えるのが大変になってきた・・・主役級はいいのだが、隊長クラスは・・・・????
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この巻はなんといっても連環馬!!
戦に縁遠い暮らしをしている現代日本人でも、この戦術はアツクなります!!
馬が連なって一気に駆けてくる姿を想像すると、ほんまにおもしろい!
そんで、次に気になるのが梁山泊の女たち。
こ三娘と顧大嫂、孫二娘。
やたらめったらこの人たちが強い!!
女としての役割とか男との違いとか関係なく、とにかく個人で強い。
そこがまたおもしろい。
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地方軍最強クラスの将軍、双鞭呼延灼登場。
1度だけなら勝てると自信の呼延灼の秘策とは!?
梁山泊軍初の大敗か!?
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【百年、二百年あとに、戦がない時代が来るなら、俺は、いまだけ戦を愉しもうと思う。】
地方軍の雄が登場!梁山泊の始めての敗戦。
そしてちゃくちゃくと仲間を増やす梁山泊。策略をめぐらす官軍。おもしろい。
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代州の軍を率いて呼延灼が梁山泊軍と激突する。初めての敗北、しかし結果は、連環馬の作戦を打ち破り、呼延灼将軍も梁山泊へ、青蓮寺の策により今後も新たな敵が登場する?
私としては、轟天雷の大砲の取り組みが好き、今後活躍の場面はあるのか?
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呼延灼が加わった!やったー!
どっちか死ぬんかと思ったよ。
折り返しにさしかかったし
今後が楽しみ!
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「双鞭」の異名を取る呼延灼が登場する回
鞭と言ってもムチのことでなく、節のある棒状の打突武器のこと。しかし、この本ではムチのよう。
呼延灼は、三十騎を横一列に鎖でつなぐ、連環馬戦法で梁山泊軍に大打撃を与えます。
しかし、北京に戦況を報告に行っている間に、高俅(大宋国の悪漢、原作ではラスボスのような存在)が勝手に呼延灼の軍を動かし、梁山泊軍に大敗します。
戻ってきた呼延灼は、自分の軍が壊滅的被害を受けていることを見て、梁山泊に降伏します。降伏後は、梁山泊本隊の指揮官の一人になります。
巻の最後で、呼延灼は穆弘、史進(ともに梁山泊の武将)とわだかまりを解きます。
※呼延灼は副官を、穆弘は弟を、史進は旗揚げ当初からの同志をこの戦いで失います。
このくだりは、わだかまりを解くための言葉も、それを了承した言葉も、ともに言葉数が少ないのですが、
漢がお互いを理解するには無駄な言葉はいらない!
しかしながら、
それでも言葉にして言わなければならないことがある!
ということを、よく現わしています。この巻で最も私が好きなところです。
余談
この巻から、李逵の料理の描写が増え、より生き生きと描かれています。
鹿の骨を煮たてて雑炊を作るあたりは、たまりません!!
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以前から名前だけは語られていた呼延灼が登場する。なかなか颯爽としていてよい。
梁山泊にすかっと勝つし。実に派手な戦い方でいい。
個人的にはむしろ大砲にとりつかれた男、凌振の方が気になった。
マニアックで、性格悪そうで魅力がある。
でも、最後は例によって例の通りで、うーんと思う。
そろそろ人数が多くなりすぎてよくわからなくなって来つつもあるし。
2008/8/29
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ついに代州から呼延灼将軍が呼び寄せられる。梁山泊に対して一度だけの勝利を義務付けられた呼延灼は見事、帝の期待に応える。梁山泊は、施恩、穆春などを失う。しかし、呼延灼が戦果を帝の使者に報告に出ている間、後方で高見の見物をしていた高救が勝手に代州軍を指揮し、梁山泊の反撃を受ける。代州から民兵を率いてきた盟友である韓淘、ほうきが梁山泊に加わり、戻った呼延灼も後に続く。一方、官軍を追われた禁軍師範の徐寧が帳青により救出され梁山泊に加わる。朱富は官軍の掃討に逢い命を落とす。
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これまで随所に官軍の一英雄として語られてきた代州の不遇な将軍:呼延灼が、いよいよ本格的に登場。これまで、楊志、秦明、花栄、雷横など数多くの官軍の将が宋という国を見限り、梁山泊入りしてきた。本作品のような英雄列伝はこのように強い仲間が増えていくところに面白みがあるのだろう。かの「DRAGONBALL」でも、天津飯、ピッコロ、べジータなど前シリーズの強敵が次期シリーズの最大の仲間となる点が魅力の一つであった。
呼延灼に関しては第一巻から名前だけ登場しており、北方氏は温めに温めたキャラクターだったのだろう。私を始め、読者は随分と焦らされたものだ。
この呼延灼、北方氏にはかなり大切に扱われているようで、まずは官軍側に立ち、何と梁山泊軍を完膚なきまでに叩きのめしてしまう。しかも梁山泊側指揮官の晁蓋を間一髪のところまで追い詰めるのだ。梁山泊側にとっては初の大敗を喫するのだが、官軍の意思統一の乱れと梁山泊側の策略により官軍を脱し梁山泊入りすることとなる。席次は秦明の次であるから、久々の大物招聘である。
次の官軍からの梁山泊入りは関勝あたりだろうか。作品はいよいよ中盤に入り、ますます面白くなっていく。青蓮寺側も官製叛徒を創作し、叛徒同士の抗争を調略している。これとの絡みも見逃せない。
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呼延灼戦。
韓韜やホウ紀、凌振もそれぞれ魅力ある人物。
徐寧参加のエピソードは、かなり好き。