仕事するのにオフィスはいらない~ノマドワーキングのすすめ~
著者 佐々木俊尚 (著)
ノマド――直訳すると「遊牧民」。しかし、この本でのノマドは、オフィスを出て、様々な場所を移動しながら働く人たちのことである。いわば「オフィスのない会社」「働く場所を自由に...
仕事するのにオフィスはいらない~ノマドワーキングのすすめ~
01/09まで通常628円
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商品説明
ノマド――直訳すると「遊牧民」。しかし、この本でのノマドは、オフィスを出て、様々な場所を移動しながら働く人たちのことである。いわば「オフィスのない会社」「働く場所を自由に選択する会社員」といったワークスタイルを実践している人たちのことである。残業や満員電車も、もう関係がない。自分の時間を増やし、人生を豊かにする「遊牧民」的働き方へ。自分自身で人生を切り開かねばならない時代を乗り切るための知恵。
著者紹介
佐々木俊尚 (著)
- 略歴
- 1961年兵庫県生まれ。早稲田大学政経学部政治学科中退。毎日新聞社、アスキーを経て、フリージャーナリストに。著書に「ひと月15万字書く私の方法」「ブログ論壇の誕生」など。
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IT武装したフリーランサーになる
2010/10/28 23:59
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
遊牧民という意味の「ノマド」。著者は本書で「ノマドワーキング」というワークスタイルを提案している。そこではクラウド、スマートフォン、ブロードバンドというITを駆使する。それを使いこなせば文字通りオフィスは必要なくなる、というのが彼の主張だ。そうした働き方をする人としては、「テレワーク的な仕事をこなす独立独歩な人」をイメージしている。それは自由で伸びやかなライフスタイルだ。確かにロマンを掻き立てられる。いわゆるフリーランスというやつだ。著者のようなフリージャーナリスト向きの働き方だ。すべての職業に応用可能というわけではなかろう。向き不向きがある。
さて、ノマドワークスタイルを実現するためには以下の3つをコントロールすることが必要だとしている:
・アテンション(注意力、集中力)
・情報
・コラボレーション(連携、協調)
第2章から第4章まではこれら3つのコントロールの仕方を具体的に解説している。
第5章は著者が実践しているクラウドを駆使した仕事術の紹介。様々な便利なウェブサービスやツールなどを事例を挙げて説明している。ノマドでなくても仕事術として参考になるだろう。
本書で薦めているような働き方を始めるのであれば会社員では厳しい。フリーになる必要がある。しかしフリーランサーになる前に、著者が書いているように、会社から「辞めないでほしい」と言われるような社員になることが先だろう。専門性を身につけて、「いつフリーになっても大丈夫という裏付け」を持たねばならない。