カラマーゾフの兄弟 ─まんがで読破─
著者 ドストエフスキー , バラエティ・アートワークス
妖艶な美女を奪い合い、長男ドミトリーと淫蕩な父親フョードルが激しくいがみ合う。家族のことに無関心な次男イワンと心を痛める三男アレクセイ。親子の確執は激しさを増し、悲劇は起...
カラマーゾフの兄弟 ─まんがで読破─
商品説明
妖艶な美女を奪い合い、長男ドミトリーと淫蕩な父親フョードルが激しくいがみ合う。家族のことに無関心な次男イワンと心を痛める三男アレクセイ。親子の確執は激しさを増し、悲劇は起こる。信仰や死、国家と教会、貧困、父子・兄弟関係など深遠なテーマを含む人間ドラマ。現代の予言者ドストエフスキー生涯最後の作品を漫画化!
ドストエフスキー(1921~1811)
モスクワ出身。処女作『貧しき人々』で文壇の寵児となるが、空想社会主義サークルとの関与で逮捕され、シベリアに投獄される。出獄後は持病の癲癇に苦しみながら締め切りに追われる作家生活を送った。ロシア文学の最高峰、国民的作家である。その他の作品に『カラマーゾフの兄弟』などがある。
目次
- プロローグ
- 三兄弟
- 調和の世界
- 悲劇のはじまり
- 最後の宴会
- 護送
- 少年たち
- 容疑者
- 星空の下
- 野心
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何度も挫折した名作を漫画で読破出来た。
2018/09/30 21:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:honto カスタマー - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校時代に積読となり、留学中とキリスト者になってからと、その度に文庫版を買ったが、ついに読破できなかった。しかし漫画で物語を凝縮したものを読んで驚いた。こんなに重いテーマをさわやかに扱っているとは、やはり名作と言われるだけはあると思った。
重厚なミステリ
2021/08/30 00:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロシア文学の最高峰の一つと言われる世界的名作の漫画版です。原作は大長編で未読ですが、謎解きではないもののミステリ要素を含むというのは聞いていたので、その点も期待して読みました。貴族カラマーゾフ家の三兄弟を描いた作品で、父のフョードル殺人事件が主題となっています。ミーチャ、イワン、アリョーシャの三兄弟のキャラがそれぞれ確固たるものがあり、まったく似通っていないので、それぞれの信念に忠実に物語が進んでいく感じで違和感のないストーリー展開でした。中心人物の二人の女性、カテリーナとグルシェンカの役割も明確でありながら、その心情の動きには見るべきものがありました。ラストに向けて緊迫の展開、その中で明かされる真実、見事なクライマックスでした。テーマが殺人であったにも関わらず、読後感もとても良かったです。世界的名作と呼ばれるのもうなづける内容でした。ミステリとしても良かったです。
次は原作!
2016/01/31 20:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:onew - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドフトエフスキー著の「カラマーゾフの兄弟」はずっと読みたかった作品だけど、気力や体力が万全のときに読みたいと思っていたので野放しになっていた。今回、「マンガで読破」を読んで分かりやすく登場人物が頭に入ったので、今度こそ原作を読みたいと思う。
超大作を30分で
2021/11/25 18:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:doramomo - この投稿者のレビュー一覧を見る
原作は未読ですが、おそらく色々と端折っている事でしょう。
ただ読んでいて特に不自然には感じなかったし
これはこれで楽しめます。
わかりやすいと思う。
2022/09/30 14:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あー - この投稿者のレビュー一覧を見る
さすが漫画というべきか。あれだけの長編を一冊でうまくまとめてあります。ようやくこちらで内容を理解でき、同時に文字での読解力のなさ加減に苦笑。でも、それでいっかという感じです。このまんがで読破シリーズ、何気に良いなと。