- 販売開始日: 2012/04/13
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-213692-1
徳富蘇峰 終戦後日記 II 『頑蘇夢物語』続篇
著者 徳富蘇峰
中国から共産党の野坂参三が帰国し、食糧メーデーでは参加者が天皇に面会を求めて「米よこせ」と叫び、極東軍事裁判も始まり騒然とした1946年。蘇峰は貴族院議員を辞し、文化勲章...
徳富蘇峰 終戦後日記 II 『頑蘇夢物語』続篇
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【セット限定価格】徳富蘇峰 終戦後日記 II 『頑蘇夢物語』続篇
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商品説明
中国から共産党の野坂参三が帰国し、食糧メーデーでは参加者が天皇に面会を求めて「米よこせ」と叫び、極東軍事裁判も始まり騒然とした1946年。蘇峰は貴族院議員を辞し、文化勲章も返上して熱海に蟄居、未曾有の敗北の原因を探り、役所や軍の腐敗を厳しく指弾した。勝てば官軍、負ければ賊かと東京裁判に疑問を呈し、昭和天皇の退位が必要と説く。マッカーサーの米国化政策から日本をどう護るべきか、復活の道を探る。
目次
- 『頑蘇夢物語』六巻
- 八〇 満洲事変以来の成行を考察/八一 悉く共産主義に味方/八二 降伏以来半年、一切が功利一遍に/八三 役所、軍人、そして国民の腐敗/八四 見る影もなき靖国、明治/八五 東亜の指導者など思いもよらぬ日本人/八六 山下大将に武士道の説教が下さるる醜態/八七 日本歴史の書き直し/八八 日本はその独自一己を保持しうるか/八九 紀元節は「嘘の骨頂」か/九〇 安倍文相、国民の誇りを強調する/九一 貴族院議員を辞し、位記勲章も返上/九二 国史の大河をさかのぼる/九三 水戸光圀に始まる近代日本史学/九四 頼山陽にもかなわぬ明治の官選史/九五 満洲をめぐる露国の野望/九六 自ら葬るの記/九七 百年計画/九八 失われた大我に殉ずる精神/九九 憂うべき中産階級絶滅の時代/一〇〇 君臣の分の滅却/一〇一 マッカーサーの一大選挙干渉/一〇二 食糧難対策は机上の空論/一〇三 米英が持て余すソ聯の横車/一〇四 日本国民の一大秩序力とは
- 『頑蘇夢物語』七巻
- 一〇五 現実の日本(一)/一〇六 現実の日本(二)/一〇七 現実の日本(三)/一〇八 現実の日本(四)/一〇九 現実の日本(五)/ほか
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