つるかめ助産院
著者 小川糸 (著)
夫が姿を消して傷心のまりあは、一人訪れた南の島で助産院長の鶴田亀子と出会い、予想外の妊娠を告げられる。家族の愛を知らずに育った彼女は新しい命を身ごもったことに戸惑うが、助...
つるかめ助産院
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商品説明
夫が姿を消して傷心のまりあは、一人訪れた南の島で助産院長の鶴田亀子と出会い、予想外の妊娠を告げられる。家族の愛を知らずに育った彼女は新しい命を身ごもったことに戸惑うが、助産院で働くベトナム人のパクチー嬢や産婆のエミリー、旅人のサミーや妊婦の艶子さんなど、島の個性豊かな仲間と美しい海に囲まれ、少しずつ孤独だった過去と向き合うようになり――。命の誕生と再生の物語。
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つるかめ助産院
2024/11/11 22:32
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投稿者:Keito - この投稿者のレビュー一覧を見る
優しい時には厳しいでも暖かい、南の島で命を繋げていく事を決めた主人公が穏やかな暮らしのなかで色々なことを学んでいく姿が素敵でした
携帯で一気読み一気読み
2020/03/27 21:00
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投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルの通りです。携帯の充電が直ぐに危なくなる…というより気付いたら私も主人公の見方になり、「おかあさん」側になり、バリバリ感情移入!!「ツバキ文具店」の様に続編が欲しいような、このまま終わりでいい様な…。
おもしろかった
2016/01/26 10:55
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投稿者:ヨモギ色の卵 - この投稿者のレビュー一覧を見る
知人に勧められたので読んでみましたが、いい話です。なんか頑張ろうと思わせてくれるお話です。
小川さんのお話は、人が再生していく様子を描くのがほんとに上手。そしてなぜだか小川さんの作品を読むとお腹がすくのは私だけでしょうか?丁寧に料理をしたり丁寧に生きたりしたくなる本。
忙しくて雑になってきたなぁって時にまた読みたくなるんだろうなぁ。
ドラマが始まったので・・・
2012/08/30 06:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みさきママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマが始まったので原作を読んで見たくて電子書籍で初購入しました。出産シーンとかが多いので男性向きではないかもしれないけど、島の自然とかが目に浮かぶ文章にひきこまれて、いっきに読破しました。最後がちょっとあっけないけど、ハッピーエンドだったので良かったです。
あたたかい
2019/06/10 23:37
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投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
普通より、マイナスなことが多い人たちだけど、懸命に生きている姿がとても素敵です。島の人たちのあたたかい交流が、ほっこりします。
結局夫は
2018/06/11 11:32
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投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
南の島での心温まる日々がとても素敵だなと思います。ただ、結局夫はなぜ姿を消したのかがわからない部分がもやもやとしてします。
最後が残念
2017/07/19 12:25
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投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレかなりのめり込んで、リアルに電車の中で涙流した私だけれど、最後の持って行き方に納得できない!ううう。これじゃあ、単なるファンタジーだ。結果、最高にハッピーではあるけれど、なんか筋が通っていない感じがしてとても残念。シングルマザーで島のみんなと子供をのびのびと育てる、じゃあダメだったのかなあ。長老の「困ったら俺が一緒に育ててやる」の言葉が一番心に刺さったなあ。赤の他人なのに。どこからそんな慈悲深く優しい気持ちが湧いてくるんだろう。島特有のものなのかなあ。全て受け入れてくれる島、あるのかな。あったらいいな。
ヒーリング・ノベル
2023/12/21 16:15
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投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み進める内に「小難しく考えないで癒されなさい」と深層心理が告げてきた。助産院を中心に穏やかに流れる南の島の日常はどこか非現実的で、何となくニライカナイの情景と結びつけてしまう。砂糖の摂取に気を付けている割に、紅茶のカフェインやひじきのヒ素には無頓着だな……と、バランス感覚の悪さを感じる場面があったが、全体を通して貫かれている優しい雰囲気の前にそれを指摘するのは無粋だろう。あれこれ考えてしまう自分とは相性が悪かったが、この小説を必要とする人は大勢いる。そう感じる読み味だった。
期待して読み始めたのだけど。
2022/06/06 07:03
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投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーの発想は、なかなか良かったと思う。
妊娠・出産を現実的に書いて、南の島らしく開放的で気持ちが良い。
しかし、心理描写に甘さがあり、残念。
そして何より、小野寺君がどうして家を出て行き、どうやってまりあのもとへ戻ってきたのかが不明。
ハッピーエンドは好ましいけど、小野寺君を捉えきれない読者は、素直にまりあを祝福できるだろうか。