悪魔の花嫁 最終章 1
著者 あしべゆうほ(作画) , 池田悦子(原作)
美奈子の魂を狙い、ふたたびデイモスが動きはじめる! 小野小町の絵に関わる者たちの数奇な運命を描いた『華の畢(はなのおわり)』編、フィギュアスケートのトップ選手に隠された忌...
悪魔の花嫁 最終章 1
商品説明
美奈子の魂を狙い、ふたたびデイモスが動きはじめる! 小野小町の絵に関わる者たちの数奇な運命を描いた『華の畢(はなのおわり)』編、フィギュアスケートのトップ選手に隠された忌わしくも悲しい過去を描いた『翅のある死体』編を収録。
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絵が少し変わりましたが……
2020/11/19 04:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
やはり、怖くて、ドキドキ!は、同じです。ストリーは、人間の欲と愚かさが、かいまみえるものばかり。最終章、というからには、完結させるつもりなんだろうなぁと期待して星5付けます!
ホラー
2017/08/31 15:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぺろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
悪魔の花嫁は小学生の時に友達に借りて読んでいて大人になってから集め始めたコミックです。前作では未完?のままでこちらは最終章になっているのでこのシリーズで完結するのかな・・・
前作とは絵柄がちょっと変わっています(前の方が好きでした)が
内容の方は楽しめました。
「出る」と聞いた日から前作を再読しつつ待っていました。もうずっと。
2008/06/26 19:23
29人中、29人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
連載終了時には間違いなく物議をかもしたであろうあの幕切れ。続きを待たなくてよいという大人買いの利点を小気味よいほどに蹴散らしたあの幕切れ。あれから月日は流れて早幾年。まさか今頃になってあの続きが読めるなんて。しかもいきなりの最終章。ということはついに決着が…!?
絵柄はかなり変わりました。前作では、どこかに泥臭さを残し強い光と濃い闇が混在していたあの時代の、本作では、垢抜けて明るさの中に無機質を宿し傷口にふたをして前進する現代の、それぞれの雰囲気が良く出ていると思います。けれど、学生にしては学外活動が手広い美奈子、実は一番底意地が悪いヴィーナス、美奈子と無関係な場合でも割と働く優柔不断なデイモスは健在。そして作品自体の持つ魅力、その大前提は変わりません。
なんといってもヒロイン美奈子に求婚するのはヒーローではなく悪魔なのです。承知したなら黄泉の国へ一直線です。しかも待遇はヴィーナスの魂の入れ物。それを隠そうともせず、悪魔デイモスは永遠の若さと美貌をちらつかせ、あの手この手で脅したり賺したり大変です。しかもその手段がさすがに悪魔だけあって根暗で後ろ向き、人の醜さを繰り返し暴きたて美奈子がこの世に愛想尽かすのを影に潜んで待っているのです。
なのに、悪い男というやつはなぜああも魅惑的なのか。妖美繊細、毒花のごとく。神代からの宿業をくびきと負うて世を彷徨う、時の彼方まで孤独な心。悲憤に灼かれ絶望にあえぎ、憎悪に溺れて愛にすがりつく。獣となり果て魔道に堕ちても(ただし顔はキレイなまま。これ重要)忘れられないひとがいる。前世に生まれた悲恋の妄執、ヴィーナス。今世で出会った生身の希望、美奈子。
魔物の手管にとらわれて、美奈子は泉下へくだるのか。または魔物をねじ伏せて、今世の命を全うするか。人の尊厳と魔の誘惑、いにしえの愛と女の意地が交錯する乙女と悪魔の物語。その最終章、今後の展開をこれまで以上に楽しみに待っています。
学芸員の描写が丁寧
2015/03/22 14:41
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:弥生丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵は大分変わりましたが、丁寧に取材されているという印象を受けました。特に冒頭の章に出てくる学芸員の仕事は、深く描かれていて興味深かったです。老衰図、怖い。。。でも、老衰図を抱き締める学芸員さんの表情が、切なくて美しかったです。
フィギュアスケートの話は、過去の話によく出てきた筋立てです。優れたライバルへの嫉妬。その心の隙にデイモスが現れて、、、少女の呪いは、果たされたのでしょうか。前後編の巻が分かれているのが、何となく出版社の意図を感じます。。。
最終章になってほしいが……。
2021/05/07 13:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
長年のブランクを経て、再開、そしてまた音沙汰無し。
ヒロイン美奈子が老けないのはお約束ではありますが、ヴィーナスもディモスも諦めが悪い。人間の一生とは比べ物にならない歳月を生きているから気にしていないのか?
小手調べ的に一巻は終わり、次巻に続く。
「未完の傑作」でよかったのに・・・
2016/08/03 17:30
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アルファ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「最終章」と銘打つからには、デイモス・美奈子・ヴィーナスの関係になんらかの決着がつくのかと期待して、とりあえず4巻まで買ったが、一向にその気配がない。この調子では5巻以降もダラダラと引き伸ばすだけで、物語が核心に向かうことはないだろう。
原作者も絵師も、もうあんまりヤル気がないように感じられ、ただ昔の読者を引き戻そうとする秋田書店の思惑ばかりが透けて見えてしまう。結果、過去の逸品を掘り起こして徒に劣化させる愚を犯しているとしか思えない。未完の傑作のまま留め置くべきだった。非常に残念。