三浦綾子 電子全集 氷点(上)
著者 三浦綾子 (著)
北海道旭川市を舞台に人間の「原罪」をテーマにした著者のデビュー作であり、代表作。ある夏、北海道旭川市郊外の見本林で3歳の女児が殺される。父親、辻口病院院長の啓造は出張中、...
三浦綾子 電子全集 氷点(上)
商品説明
北海道旭川市を舞台に人間の「原罪」をテーマにした著者のデビュー作であり、代表作。
ある夏、北海道旭川市郊外の見本林で3歳の女児が殺される。父親、辻口病院院長の啓造は出張中、母親の夏枝は眼科医の村井の訪問を受けている最中の出来事だった。夏枝と村井の仲に疑いを抱いた啓造は、妻を苦しめたいがために、自殺した犯人の娘を引き取ることにする。事実を知らない夏枝はその娘に陽子と名付け、失った娘の代わりにかわいがる。夏枝や兄の徹らの愛情に包まれて明るく素直な娘に成長していく陽子だったが、いつしか家族に暗い影が忍び寄る―。
三浦綾子の朝日新聞の懸賞小説当選作であり、デビュー作。
そして、1969年(昭和44年)、1970年(昭和45年)、1981年(昭和56年)、2006年(平成18年)と昭和から平成にかけて4度にもわたりテレビドラマ化された、空前の名作である。
「三浦綾子電子全集」付録として、懸賞小説の当選発表記事や受賞の言葉などを収録!
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Good
2014/09/13 06:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:JY - この投稿者のレビュー一覧を見る
三浦綾子の小説を初めて読みました。丁度良い間隔でアクセントのある事件が起こるので退屈せずに読み進められる本でした。前編、続編とあり両方ともよかったですが個人的には続編より最初の前編が好きといえば好きです。この後に読んだ同じ作者の塩狩峠のほうがインパクトが大きい内容でしたが氷点は氷点でいいと思います。
初
2023/01/17 18:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずっと気になっていながら初めて読みました。主人公が入れ替わり立ち替わる印象で、さまざまな人の視点で描かれていきます。娘を殺された事によりお互いに不審感を持つようになる夫婦がメインですが、その一人息子も成長するにつれて感受性が強くなり色々な事を考え始めます。人間の悪い部分を表現した箇所が多く、読み手に問題提起してきます。
つい引きこまれる
2022/07/31 13:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シエル - この投稿者のレビュー一覧を見る
娘のルリ子を殺された医師の辻口啓造は、妻への復讐のため、ルリ子を殺した犯人の娘を養子に迎える。あらすじを見ると突飛な設定だと思った。しかし読んでみると、啓造も娘を引きとるまでさまざまに考え、葛藤していた。その心の動きについ納得してしまう部分もあった。昭和の本でも読みやすく、つい続きが気になって気づけば物語に引きこまれていた。
復讐の内容が酷い
2021/07/26 12:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
辻口病院長の長女・ルリ子が林の中で殺害された。そのとき家にいた母の夏枝は辻口病院の眼科医の村井に口説かれており、邪魔なルリ子に外に遊びに行くように言ったのであった。辻口は妻の不貞に気付き、ルリ子を死に追いやったのは夏枝と村井と考え、
夏枝に復讐をする。その復讐内容はルリ子を殺害した佐石の娘・陽子を実子にして、夏枝に育てさせることであった・・・。
夏枝も酷いが、夫の復讐も内容が酷過ぎる。陽子の今後が気になりますね。
氷点
2018/05/30 23:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Yama - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回、キリスト教者ではない私が、キリスト教の思想、罪の概念について知りたくて本を読み始めました。読んでいきながら、罪の概念について、感覚的にですが、感じるものがありました
三浦綾子さんの代表作
2019/05/31 22:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:masa - この投稿者のレビュー一覧を見る
もう何度読んだだろうか。
最初読んだのは、学生の頃。就職して職場で「オススメの本」として紹介したのがこの本です。