B.A.D. 6 繭墨はいつまでも退屈に眠る
「なぜ眼球を抉るんだろうね?」平穏な日々を嘲笑うかのように繭墨あざかは問いかける。近隣を騒がす"目潰し魔"。そいつに眼球を狙われていると、チョコレートを齧りながら優美に語...
B.A.D. 6 繭墨はいつまでも退屈に眠る
01/09まで通常660円
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商品説明
「なぜ眼球を抉るんだろうね?」平穏な日々を嘲笑うかのように繭墨あざかは問いかける。近隣を騒がす"目潰し魔"。そいつに眼球を狙われていると、チョコレートを齧りながら優美に語る。まるで危機感のない繭墨を急かし、事務所から避難させようとした矢先、傘を掲げたヤツが現われた。その紅く濡れた傘が僕の頬を掠めた瞬間、鋭い痛みが眼孔を貫き--僕の視界は血に染まり消失した。残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー第6弾!
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本質は変わらない
2015/08/18 09:47
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は連作短編の形式になっており、定番の繭墨あざかと小田切勤は当然として、七瀬七海や嵯峨雄介が登場する日常の中のエピソード、水無瀬白雪が小田切に寄せる思いと対比される様な異能者の存在が語られるエピソードなど、4編が収録されている。
今回は異能自身に重点を置くよりも、異能を持った人間たちの歪みに重点を置いた構成になっていて、異能者を人間サイドに寄せるような効果があるかもしれない。びっくり要素よりも人間的要素に着目したという点で、個人的にはこれまでの話よりも読みやすくて良かった。