画面越しに伝わる感情
2015/09/28 16:09
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
式部帆夏と交わした約束を守るため、赤城是光は彼女と一緒にプールに行くことになった。しかしそのスケジュールを相談しているところを若木紫織子に目撃され、暫定妹の特権を最大限に生かして甘えられてしまい、紫織子も一緒にプールに行くことになった。
偶然、互いに新しい水着を買いに来たところを紫織子と帆夏は鉢合わせしてしまい、是光の領有権を巡って女のバトルを繰り広げることになる。帆夏も紫織子の意図するところを知り、彼女を隔離するため、級長の花里みちるの力を借りて戦いに臨むのだが…。
一方、幽霊となった帝門ヒカルの心残りの次の相手は、本名も顔も知らないネット上だけでの付き合いだという、サフルールだ。彼女との待ち合わせの場所である喫茶店に行ったところ、ヒカルの異母兄の帝一朱に監禁されかけたところを助けてから初めて再会した左乙女葵がバイトをしており、それを保護すべく頭条俊吾と斎賀朝衣が客として監視していた。
待ち合わせの顔も知らない相手をほったらかして葵と久しぶりの会話をすることになり、それからもこの店を舞台として、帆夏も紫織子が騒ぎを起こしたり、右楯月夜子が衆目を集める言動を取ったり、中々、本筋に入ることが出来ない。
そんな状況の裏側では、帝門一族の今後の主導権の行方を争い、派閥の緻密な離合集散が繰り返されていた。
相変わらず都合の良い女ポジションを受け継いだ式部帆夏が上げたり下げたり大変。是光もヒカルの言葉を反復したことでまた一人、少女を誑し込んでしまい、愛情と友情の葛藤も要素に盛り込まれてきそうだ。
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これまでの巻が基本的に一人の女の子を追い続けてきたのに対し、今巻は話があっちに行ったりこっちに行ったり。
終始ドタバタとしていて落ち着かなかったイメージ。
「ヒカル」っぽくなく、番外編と言われた方が納得できちゃうくらい。
とは言え、最後の学校のシーンにぐっときたりしーことじーちゃんの会話にクスッときたりと、さすがだなと思われる描写もちらほら。
次巻は朝顔ということで、物語も核心に近づきそう。
楽しみにしてます。
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修羅場という名のハーレム回からの式部回でしたね~ 少しずつ帝家に動きが見られ、いろんな伏線を残していきました。次巻が楽しみです。 特典のドラマCDもいい出来上がりでした。 声優さんのチョイスが良かった。
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帆夏がメインだった。可愛かった。ツンデレだった。帆夏が主役の少女漫画かよって感じだった。
あと級長のみちるちゃんも良かった。可愛かった。
残りはおまけ。
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重要人物が出そろい終盤に向けての幕間劇のようなお話。
顔も名前もわからないヒロインを探すという今作。割と無茶なテーマのおかげかむしろ捻り過ぎず暗い展開も少なく読んでいて気持ちが和んだ。
ところどころで湧き上がる不穏な空気と佳境を感じさせても新設されるフラグは相変わらず。
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今回の「心残り」は名前も顔もわからない少女。
てかヒカルはオンラインでもバッチリ女口説いてたのかwww
いつもより割とコメディー成分高めで楽しい巻だった。
それに水着回だったり、ウツボカズラさん()のサービスシーンだったり、超修羅場ったりで文学少女には無かったラノベ要素全開。
それでありながら、野村美月先生ならではの透明感は全く失われてないのが素晴らしい。
そして是光はどさくさに紛れてまたフラグ立ててるが大丈夫かね?w
次回遂に朝ちゃん回か。緊張するな。
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今回はコメディー成分多めで精神的に楽に読めた。前巻はちょっとシリアス多めだったので良いバランス取れてるんじゃないかと思った。
あとこの巻の凄いところが、本当に不細工なヒロインを出したところ。読んでる途中は不細工とか言いつつ本当はそうでもないんだろ?とか思ってたのに見事にミスリードに騙されてた。
あとは式部さんが今回はちょっと進展あったかなって感じで、ななせを応援してた身としてはうれしい展開。この手のキャラは報われて欲しい。望み薄だけど・・・
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2012 9/4読了。WonderGooで購入。
源氏物語を現代翻案するなら避けては通れない、不美人かつ性格も優れては書かれていない、末摘花の巻。
ブログで知り合って顔も見えないっていうのはうまい逃げ方だなあ、と思いきや、ちゃんと不美人設定回収してて、なおかつヒカルはそれでも好きだ的に言ってておおー、っと。
あと式部はさっさと付き合っちゃえよ。
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末摘花、書きづらいんではないかと思っていたが、案の定そちらは傍論に過ぎず、本編は帆夏。
しかし赤城ハーレムは進化し続ける。ついに級長も取り込んだか…。
だが本妻は葵。異論は認めない。
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日本伝統の「ブス」の代名詞「末摘花」を野村美月はどう料理するのかと期待してましたが、なかなか登場しない。読書してた本命の娘もかわいかったし、末子もブスという表現はなかったので、これがミスリードなのは読めてましたが、新聞と書類ケースでミスリードを誘っていたのは、引っかかったというより、そんな安易な手段だっとは…。
あと、バーチャルな関係だけじゃなくて、ちゃんとブスにも公平に手を出すヒカル君であって欲しかった気もします。
ラノベの定番、プール回と、あり得ない葵のメイドコスプレ、委員長ことみちるまで是光のハーレムに参加と、外伝的な盛り上がりは楽しい巻でした。最後の式部との学校のプールのシーンはよかったですが、健康な高校生男女があのままお別れしたのでのでしょうか…
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末摘花の正体には騙されました。巻頭挿絵からしてショートの読書女性だ、描写でもよく視線を是光に向けていたし、と思っていたけれど、浅はかでしたね。本物の方はおしぼり描写で完全に中年サラリーマンだと判じていたし。読書一からやり直します。そして、今回も是光は男を上げまくりで、もはやチートの域に達している感じで、かっこよすぎ、完全にハーレムフラグが立っております。シリーズ通しで野村先生の描写は優しくて、甘酸っぱい文章が多くて、胸をくすぐられるような独特の読み応えがあり好きです。
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今回は末摘花。現代に合わせてうまく設定したなあ~と思いました。ここにきて物語の核心が動いてきた感じです。ますます光の死への謎が深まります。
それにしてもプールのくだりとか式部VSしーことかいらない…
でもコレなくしてはラノベにならずだし、楽しみにしてる人もいるのでしょう。無くても面白いのに。
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ヒカルがネット上で知り合ったサフランという女の子を探すために、是光がカフェに通い詰めるといった感じの話でした。
ですが、どちらかというと帆夏と是光の話がメインになっていたように思いました。サフランからの視点で語られる場面もわりと多くあるのですが、このシリーズの大筋の話とは全然関係のない人なので、どうしても脇役っぽくなってしまっているようでした。
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読むのが遅れましたが、5巻目にあたる末摘花です!
朝ちゃんのエピのある前なんだなぁというのを
読んでから思いました(笑)…
今回は表紙通りというかルックスにコンプレックスの
ある子がヒロインですが…
どうも受け付けん。なんでこうルックスにコンプレックスの
ある子ってちょっと性格ブスに描かれやすいのだろう;
なんで人に嫌われるのが怖かったりするのに
身勝手なことは出来たりするのかなぁ…
まぁ、アフターもお約束通り、ちゃんと「可愛い子」に
なっていくのを匂わせてくれるのですが。
今回のヒロインの子とだぶる子がいますね。
順番入れ替わってしまったけど、ここは伏線だったのね、
て見受けられる部分がありました。
残るは最後の2巻です!
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朝ちゃん編に突入する前のサイドストーリー的な感じ。
朝ちゃんが気になって仕方ない!!
帆夏とはかなり進展してるし、こっちも気になる!!