サラリーマン心理を上手く表現!
2013/09/09 22:29
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投稿者:BACO - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは面白かった。
ちょっと現実離れしたシチュエーションではあるが、主人公の小市民的、悩めるサラリーマンを十分に醸し出していて、「分かる分かる、その気持ち!」ってな具合で全てがネガティブな方向に向かってしまうのには共感を覚える。
奥田英朗の「最悪」にも似たストーリー性とテンポの良さは飽きがこなくて一気に読める。
終盤があっさりしていたのがちょっと残念。
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投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
講談社のモーニングを読んで小説も読んでみようと思いました。マンガの内容と同じなので場面が浮かび面白く読むことができました。2も今よんでいるので今後が楽しみです。
40代の中年への応援歌
2019/09/08 10:15
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投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る
40代の悲哀がコミカルに描かれた小説。
理不尽なことばかりに見舞われる主人公に、自分の姿がだぶる。そんな中。主人公は、汗かき血を流し、その状況に応じて、七転八倒していく。どこへ向かうか、希望が何かなんて自分の都合ではなく、ただひたすらに流れに身を投じてあがく。
今の自分も、現状を拒絶し逃げるのではなく、流れに飛び込んで足掻いてみるしかないよと、背中を押される気がした。
現実にはあり得ないと思う
2019/07/15 16:26
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投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったけど、作者のお遊びが一杯詰まっている感じがした。現実には一介の広告マンとやくざの関わりがこのようになるとは思えない。企業もやくざも組織ということでは一緒のような記述があったけれど、(やくざ組織の方がましということもかいてあったが)やはり違うでしょと言いたくなる。
物語としては派手でいいけれどリアルさにおいてはちょっとはじけすぎ。
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おもしろかったです♪
この本の前に 壬生義士伝を読んでいたので、一気に読めちゃいました。
どんどん話しがとんでいくので えっ!?誤植の件は?とか、もう月がかわったンだ?とか、ついていくのにちょっと苦労しました。
それと、よみながら このストーリーで伊坂幸太郎さんが書いたらどんなんだろうとか 考えていました。m(__)m
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ありえねえ。
むちゃくちゃである。
出てくるキャラが厭な奴ばっかりだ。
そして後半急にハードボイルド。
禁酒禁煙していた私には悪影響だらけだ。
でも何だろう、今年イチかもしれん。
なんで涙が止まらないんだ。。
……って感じでしたよっほーい^^
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さえない中年サラリーマンのお話です。
あまりにもどんくさく、やることなすこと悪い方向へ悪い方向へ進んでいきますが、最後の最後追い込まれたところでついにカッコいいところを見せてくれます。
自分もヘマするタイプなので、最初は主人公のポンコツ具合に共感したりイライラしてましたが、次第にあまりにもひどい負のスパイラルにはまってることに笑いがこらえられなくなりました。
この本を読んで、ぐじぐじ言ってないで自分のやりたいようにやって頑張ってみようと思いました。そんなサラリーマンにちょっと元気をくれる話です。
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新宿駅で本屋プラプラしてる時に「北九州」「営業」というキーワードが目に止まり即買ってしまった。北九州に左遷された広告営業マンがヤクザに絡まれとんでもない日々を送る物語。故郷が修羅の国北九州の私としては、出だしの街の風景を描いている部分で「すごい!」ってなった。駅を出て右に行くとストリップがあり、さらに行くと風俗街がある。。もう小倉の情景そのまますぎて、頭の中でストリートビューが出た。話の感想としては以下2点。営業でミスるととんでもないことに巻き込まれる、この話の主人公の場合、ヤーさんに絡まれズブズブになる。恐ろしや、北九州の営業。。しかし、主人公があまりにもヤーさんと親しくなりすぎて、若干リアリティに欠けますな、小説なんでしょうがないとは思うけど。蟹工船乗せられるらへんまではすごく面白かったけど、それ以降は物足りなさを感じました。北九州はこんな恐ろしい街やないと思うと同時に仕事はしたくないなと思った。
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○作家の福澤徹三氏の著作。
○広告代理店の地方支店に左遷された支店長を主人公に、彼に襲いかかったヤクザや悪質上司といった“不幸”をどのように切り抜けていくのかを描いた作品。
○北九州を始め、広告代理店や裏稼業の描写がリアルで、読み応えのある作品。著者の経験が生きているのだろう。最後の最後まで簡単には終わらせてくれない内容にハラハラしつつ、単純な勧善懲悪でないところが素晴らしい。
○サラリーマン社会とヤクザ社会とは、実はそんなに違いがないのだろう。話中での西尾のデモに対するコメントは、まさに世の中を言い当てている様に感じた。
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ヤクザとサラリーマンを行ったり来たり。
ありえない展開の話だけどスピード感があってあっという間に読み終わる。
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うん、面白かった。
会社員として、主人公が抱えている諦めも鬱屈もよくわかります。自分を殺し続けるのは疲れるよね。
読んだ後は爽快な気分に。
でも、狛江さんはさらに受難続きになりそうですね。
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中堅広告代理店のサラリーマン狛江に辞令が下りた。
閉鎖も噂される北九州支店の支店長。
部下、取引先はおろか、子供さえも見送りに来てくれない左遷人事。
雑居ビルの狭いオフィスに地元採用の部下2人
取引先は・・・・・二束三文ばっかり。
有力クライアントに顔出すと、そこは立派なフロント企業。
そこの発注を印刷会社に回したものの、とんでもない誤植。
そして、その尻拭いが狛江をノワールジェットコースターに乗せてしまう。
「真夜中の金魚」「すじぼり」に続く北九州シリーズ
ノワール謳ってますけど、それはあっさり目。
一気読み確実のジェットコースター極道小説(笑)
爆笑の節目に任侠道の悲哀テイストも充分に。
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【血圧急上昇のリーマン・ノワール!】冴えない広告代理店の営業・狛江が赴任した先はリストラ対象の北九州支店。ヤクザの巣でもんどりうって辿りつく、戦う男の姿を見よ!
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会社組織とヤクザ組織。
案外共通点が多い事にビックリです。
合法と非合法、やり方が違うながらも仕組みはほとんど一緒。
組織ってのは面白いなぁ。。
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人はこうして落ちていくのか・・・実際にありそうな話で、血圧こそ上がらなかったが、面白かった本。もう一度読み直したら血圧上がりそうです。