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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
グリーン・レヴェリーシリーズ
『静かにことばは揺れている』から15年後 前作の攻め綾川寛二の息子寛(ひろい)の話
前作の5歳の時から丁寧語で話していた寛だが15年後も丁寧語なのは変わっていなかった 父親も相変わらずパートナー一途の様子
一方的に攻め(寛)が悪いように受け(來可)の義兄・健児は言うけれど、そもそも高校生の時來可の立場を悪くした一端は彼にも責任があると思う
高校時代自分から寛のやっていることに手を出して、最終的に利用されて捨てられたと恨むのはどうなのか
寛に言葉にして言うべきだったと思う、それは健児にしても今になって言うのではなくその時(高校生の時)に文句を言えばよかったと思う
誰も彼もが高校生の時から寛に期待して寛がそれを背負っていて見ていて痛々しい
どれだけ優等生で何でも出来るように見えていても所詮高校生の子どもなのに・・・
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◆ グリーン・レヴェリー-03
デキスギくんと言うのは、キャラクターとしてはあまり面白くないと言うことがよーっく解った(笑)
ストーリーはともかく、私には寛という人物があまり魅力的に映らなかった。完璧すぎると人間味や面白味に欠けて面白くない、ちょっと欠けているくらいが魅力的だから……というのもあるんだろうけど、何よりも「イイ男」を感じられなかったんですよね。坊ちゃんとか、僕ちゃんとか言った印象の方がどうにも強くて。
(ちょっとだけ出て来たパパが魅力的でイイ男だった)
……寛に原因があると言うより、自分の年齢の所為かもしれないけどね。
それと、子役が成人になってパッとしなくなる……的な印象もあったかなぁ。カンペキなキャラクターのはずなのに、凡庸に映るのは何故だ!?(笑)
ダメダメくんが良いと言う程のヘタレ好きではないのだけれど、ヘタレてから寛の方が良かったな。
ところで、後腐れなく別れられると言ったところで、所詮は『節操なし』なのではなかろうか?(笑)
寛のような人って好いてくれる人も多いと思うけど、同じくらいに敵や嫌う人が多そうな気がするよ。
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グリーン・レヴェリーシリーズ3
大学生・綾川寛×岡崎來可
厚いので、短編でもくっついてるかと思えば、一つのお話のみ。
何かの事情で心身が傷つく描写では、どうにも辛くて頁が進まないものが時々あるけれど、これもそんなお話のひとつだった。ハッピーエンドなのはわかってるのに。
直接の原因ではないにしても、後に影響がある怪我をさせてしまっている状況が、私的にひかかってしまう。スルーできる事?
心を閉ざしている來可は、心を開いたってより、乗り越えていってる感じかな?若者なんで、成長してるっぽくて良いなぁ。
今回も、不快な女登場。最近のお話ではこのパターンが定番になってる。
義兄の健児がいい感じに可哀想な役割。不愉快な奴かと思いきや、結構健気じゃん。
二人については、あまあまのその後とか読んでみたい。
100冊記念の小冊子に期待。
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『静かにことばは揺れている』の、綾川の息子のお話っ!
15年後という設定とか…
超がつくほど天然な寛、色んなことが絡まって仲違いした來可
そんな二人のお話です
崎谷せんせの記念すべき100冊目のご本だそうです
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前作では小さかったあの寛君がキラキラ王子系の大学生になっています。
彼は父親の血を引いてカリスマ性のある眉目秀麗な青年に育っていました。
大学入学以来三年間、Mr.キャンパスに選ばれていましたから多少のやっかみも買いますが、人柄のせいかいつも大事には至らなかった。
それがある日突然、知らない地味な学生から非難の言葉を浴びて、それがきっかけで彼、岡崎が気になりだす寛。
岡崎が寛を嫌うのには高校時代に起きたある事件が絡んでいました。
岡崎は心と身体に深い傷を負っています。パニックになると過呼吸になったり倒れてしまったり。
家庭も母親が再婚していて、自分は迷惑をかけたくないからと学費も生活費も決して丈夫ではない細い身体で稼いでいます。
頑に寛を嫌う訳は後半、彼の友人であり再婚相手の息子である笹原が寛に暴露してしまうのですが。。。
訳があっての態度ですが、殻に閉じこもって苦しんでいる心を開くのはやはり本人の意思が大きいですね。もちろん、開ける手助けは必要ですが。
岡崎は自分の名前を決して言いませんでした。
過去の自分を消して、友人も作らず只管がんばって生きているんです。
そんな高い壁に囲われた心を解したのは愛ですね。
寛もまた本物の愛に目覚めたみたいです。
愛に勝る物は無い、とつくづく思いました。
過去に向き合ったからこそ自分を生かせた、そう思います。
岡崎の過去を知った寛が自分が知らずに岡崎を傷つけていた事実を知って意気消沈している時に父親である寛二と酒を酌み交わすシーンがあります。
寛が「あの時こうしていれば。。。」と悔やむのを「ガキに何が出来た」とあっさり切り捨てて、開き直れと叱咤激励してくれます。
こういう大人が周りにいると子供は安心して世間にでれるなあ~☆
お話の中のパーティで少し登場する准君は別の作品に出ていたあの准君でしょうか?
何だか小さかった子供達が皆、恋愛をするお年頃になっていると母の心境で微笑ましく思いました〜♪
それから、この本は崎谷先生の100冊目の御本だそうです。
先生、おめでとうございます!!
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寛二の子供、寛のお話。一瞬、誰だっけ?と思った…。
15年後のお話です。
受けの子のトラウマが結構痛い感じ…
その他、他作品のキャラクターが脇役で出てきたりします。
作品にあまり関係ないが、崎谷さんの描く女性って
性格凄く悪いか、理解のある割り切ったサバサバ系かの極端な感じだなぁ。とちょっと思った。
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グリーン・レヴェリーシリーズ第3段。
「静かにことばは揺れている」に登場した綾川寛二の息子、大学生になった綾川寛と、大学の”後輩”、岡崎來可のお話です。
「キラキラ王子様×黒髪ダサ眼鏡の訳あり青年(美人)」という、とんでもなく王道ベタなキャラCP設定。
まだ若く、精一杯だったゆえに起こったすれ違いと心の傷が、不器用ながらも癒えてほころんでいくストーリーは、やはりベタながらも心にクるものがありました。
濡れ場は最後に1度だけ。内容もそんなに濃いものではありませんでした。しかし、繊細な内容だけに、個人的には納得のいくものでした。
また今作では、50間近になった綾川寛二とそのパートナーである白瀬乙耶の他にも、恋愛証明書シリーズより皆川准が出てきたり、「止まり木」や「ボガード」などの店の名があがったりと、他シリーズトのつながりも多くみられ、どこかお得感のある内容になっています。
挿絵も、來可くんがすごく可愛らしかったり、父寛二と寛くんの、瓜二つな2ショットが堪能できたりと、志水先生がとてもクオリティの高い仕事をされているのが見て取れます。
グリーン・レヴェリーシリーズが好きな方には必見かと!
キャラ ★★★★☆
内 容 ★★★★☆
濡れ場 ★★★☆☆
挿 絵 ★★★☆☆
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寛くんちょーかっこよくなってて萌えました!!!
來可くんもかわいー!
全員応募小冊子には番外編がつくそうなので楽しみです!!!
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ふふふ・・・こういう途中めちゃ痛い話しは大好きだ(悪趣味?
寛もライカ(漢字が出ん・・・そりゃそうか)も、ずいぶん可愛らしいこと。
父・寛二が寛を説教(?)は・・・どうも違和感・・というか軽い不快感があったかな・・・
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なかなか進まなかったんです。結構重いお話になっていくのか?って思いながら読み進めていたんですが、思ったほど重くはなくってその後はサクサク進んでいったのですが、なかなかこの敬語の寛のキャラに馴染めなかったです。すごくいいお話なんですけど、寛の事を嫌いって訳ではなくって、泣き虫な所とか可愛い♪って思うのに攻めにしては弱い?というか苦手なキャラなんでしょうね。まぁ好みの問題ってことなんですけれど、私的には健児の方が好みでした♪
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完璧王子が苦手なので序盤はちょっと引いたけど、品行方正なヤリ☆チンであることに本人無自覚というあたりが彼の欠けた部分とも思える。以降は、來可への感情、終盤のヘタレっぷりやエロ暴走とどんどん可愛くなっていったw個人的には健児が好み!彼の想いを知るのは寛だけというのが可哀相なので健児にもいい恋して欲しい!そして綾川父が良かった!寛に一貫して「自分のままでいろ」と言うのは信頼しているからこそと思えて父親の大きな愛情を感じた。オヤジ萌えなので50歳の綾川にhshs!今のパパカプの話を読みたい!
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『心臓がふかく爆ぜている』
『静かにことばは揺れている』 スピンオフ
⇒『爪先にあまく満ちている』 スピンオフ
『吐息はやさしく支配する』 スピンオフ
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ちょい厚めの本で前半じっくりグダグダグダグダ最後にドドーン!って感じ。
グリーン・レヴェリーシリーズ3作目は、2作目の主人公、寛二の息子、寛(ひろい)のお話。
個人的には、お父さんと彼氏の熟年カップルが子育てを終えてからのまったりラブを見たいのですが、そんなん需要ないかwww
カエルの子はカエル
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ついにスピンオフも綾川社長の子供まで。子供時代のあの敬語が苦手だったけど、それなりのとしになれば許せてしまう不思議。
今回の話にはちょい無理がある気がしないでもなかった。受けがそこまで攻めを恨む必要があるかとか。あのときの事情を全く知らぬ存ぜぬで自分だけ被害者になるるのはあまりにもあれな気がした。
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心臓が〜のシリーズ3作目は、品行方正ヤリチン…の話で、受けは淫乱でもビッチでもないですが、この品行方正ヤリチンがすごい男前で敬語キャラ(やだ〜/////)
アオゾラのキモチみたいな、中盤重い展開は思った通りで、むしろこのくらいあってくれてよかった!と私は思います。へへ…番外編でもっとラブラブしてくれても良かったのよ。
いい脇役がたくさん登場します。中でも米口さんは、最後良かったね!と言いたい。人間ちゃんと正直になることが大事です。いろいろ。