さようならアルルカン
著者 氷室冴子
私は「さようならアルルカン」と書いて、真琴のくつ箱にそっと入れた。小学六年の時から、ずっと見つめてきた彼女は、今やジョークを言い、皆を笑わせ、自らにnot to beを命...
さようならアルルカン
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商品説明
私は「さようならアルルカン」と書いて、真琴のくつ箱にそっと入れた。小学六年の時から、ずっと見つめてきた彼女は、今やジョークを言い、皆を笑わせ、自らにnot to beを命ずる道化師(アルルカン)になっていた。アウトサイダーであった真琴。他人のぬれぎぬを我が事のように怒った真琴。私の憧れは裏切られ、もはや私の知っている真琴ではなくなっていた。真琴の変化は、果たして成長なのだろうか。 【目次】さようならアルルカン/アリスに接吻を/妹/誘惑は赤いバラ/あとがき――連想風に――
目次
- さようならアルルカン/アリスに接吻を/妹/誘惑は赤いバラ/あとがき――連想風に――
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何とも切なく、胸が締めつけられるような懐かしさ
2016/04/25 16:56
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ネコのももちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私がこの作品を最初に読んだのは、まだ電子書籍なんて夢の時代の30年以上前、中学生の時だった。主人公が当時の自分と同じ世代だったこともあり、主人公や他の登場人物の心の痛みがダイレクトに伝わってきた。今長い年月を経て再読してみて、この作品が全く古くさくなく感じられ、あらためて良書だと思った。
いつまでも手元に
2020/11/20 22:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学生のときに読んで、救われた本です。以来、何度も何度も読み返しています。その後、何回目かの引っ越しで手放してしまったけれど、電子書籍で持ち歩けるようになってうれしいです。