茅島氏の優雅な生活 (3)
著者 遠野春日 (著)
風変わりな資産家・茅島氏とお抱え庭師の青年は秘密の恋人同士。夏休み、祖母の七回忌のため帰省する庭師にこっそりついてきてしまった茅島氏。庭師はやむを得ず実家に茅島氏を泊める...
茅島氏の優雅な生活 (3)
茅島氏の優雅な生活 (3) 【イラスト付き】
商品説明
風変わりな資産家・茅島氏とお抱え庭師の青年は秘密の恋人同士。夏休み、祖母の七回忌のため帰省する庭師にこっそりついてきてしまった茅島氏。庭師はやむを得ず実家に茅島氏を泊めることにしたが、今はまだ自分達の関係を家族に打ち明ける時期ではないと考える。しかし妹の倫子だけは何かを感じたようで!? 単行本未収録短編も加えて文庫化!!
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茅島氏シリーズその3
2012/04/23 13:40
11人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
茅島氏シリーズ最終巻になります。
風変わりな資産家、茅島氏とお抱え庭師の「彼」は秘密の恋人同士。
夏休み、祖母の七回忌のため帰省する「彼」にこっそりついてきてしまった茅島氏。
「彼」はやむを得ず実家に茅島氏を泊めることにしましたが、
今はまだ自分達の関係を家族に打ち明ける時期ではないと考えるのです。
しかし妹の倫子だけは何かを感じたようで・・・。と続いていきます。
茅島、どんどん本当に健気で可愛くてどうしようもなくなってます。
この巻では「彼」の茅島に対する気持ちを再確認させられていて
読んでいてなんとも微笑ましいやら、気恥ずかしいやら、とにかく良かったです。
是非シリーズ通してお読みいただきたい作品です。
最終巻
2017/09/23 20:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かすみ草 - この投稿者のレビュー一覧を見る
田舎に帰省した庭師の彼にこっそりついてきてしまった澄人さん。
確かに「結婚しない宣言」をした兄と一緒に、誰かが現れたら詮索してしまうかも…妹さんは鋭い。
次の帰省では家族に打ち明けよう、と庭師の彼の想いが書かれていましたが、結果がどうなるのか気になるところ。出来たら、祝福されてほしい。
シリーズ3作目
2020/08/18 00:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふる - この投稿者のレビュー一覧を見る
帰郷した庭師を追っかけて庭師実家に押しかけたり一人で海に行ったりと世界が広がってる茅島氏が微笑ましい。庭師がいつもより言葉で愛を伝えてくれてよかった。どうか末永くお幸せに。
最終巻?
2017/09/28 08:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もり - この投稿者のレビュー一覧を見る
不器用な茅島氏が可愛い。
これが最終巻なのは残念。
執事や小泉さん視点の話も読みたいし、ガーデンパーティーの様子も見たい。
緒方兄弟や骨董品の事件など?他で読めるのかな?
どうかお幸せに!
2020/08/12 06:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
徹頭徹尾浮世離れした主人公の茅島氏の暴走!と
振り回される庭師の幸せなお話でした。
初見の欠落部分をループ読みして補完して完成品となる作品。
一読だけではもったいない作品でした。
最初から最後までこれを貫き通していたし、
まあこれはこれでありかと思わせてくれる作品でもありました
最後の方はほとんど波多野さん的気分な読者でしたけど。
波多野さんのお気持ちは理解の範囲だったのですが、
小泉さんまであんな具合になってしまうのはちょっと不思議なんですけどね。
そこら辺は別に描いて欲しいと思ったりしたのですが、
まあ、波多野さんの跡継ぎと思っておこう!
小泉さん目線のお話も1本欲しいです。
あ、波多野さん目線のお話も読んでみたい。
つい庭師の実家まで行ってしまう茅島氏はなんともはや。
最初から最後まで好きで好きで仕方ないのですよねー
衝動を抑えきれないのですね。
庭師の妹さんは気が付いちゃいましたよね。
(っていうか本当はみんな気づいていたんじゃないかと邪推してますけど)
記念日話はもう「幸せにね」っていう以外何も言えない(笑)
ちなみにこの話は1巻の伏線回収にもなっているのですよね。
ほぼ伏線回収もされているので(伏線話があとの場合もあるけど)
きちんと感のある作品ではあります。
余談ですが
長崎のテーマパークのオークションは
実は昔私も行って落札してきました
(くまのぬいぐるみでなく、陶器の写真立てですけど)
とても懐かしく思いました。
でもあの話はちょっとらしくない話かなと思ったりもして若干違和感ありでしたが。
日高先生のイラストもぐっときますね
(先生の絵でコミカライズしてほしかったわー)
とはいえ、何度も読み返しても心地良い作品でした。
(特別な事件やどろどろな事柄が起こらないせいかもしれない)
どうかお幸せにって感じ!の読後感でありました