名探偵シャーロック・ホームズ　赤毛連盟　まだらのひも

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投稿者：koo±　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

長男ＲくんにＢＫ１のポイントでプレゼントしました。ですが、いつまでたっても一向に読んでくれる気配がありません。まったく誰に似たのやら。こないだ買ってやったドラえもんはズタボロになるまで読み倒してるのにさ。

親子といえど、やはり読書は人に押し付けるものではありませんね。そういうワケで自分で読んじゃいました。実はハナからこれが狙いだったりしてニヤリ。まったくズルい父親です。子供のものは俺のもの。俺のものは俺のもの。まさにジャイアンもびっくりです。

●収録
・赤毛連盟
・まだらのひも
・青いガーネット
・ボヘミア王のスキャンダル

僕は子供の頃はＳＦ派でした。星新一さんらSF御三家とか、眉村卓さんとか、新井素子さんとか、夢枕獏さんとか、円谷英二さんとか、手塚治虫さんとか、石森章太郎さんとか、ドラえもんとか。特に才野茂先生こと藤子・F・不二雄さんに関しては思い入れが深く、人類史上最も敬愛するクリエイターとして、未来永劫、深く心に記し刻まれています。

ミステリにハマったのは大人になってから。 乱歩やホームズやルパンって、なんとなく読んだ記憶はあるのですが・・・。ちなみに推理モノで一番好きだったのは「こちらマガーク探偵団」。ってみなさんご存知ですか？

乱歩は大学の時、幻想猟奇文学として読んでましたが。「押し絵と旅する男」とか「パノラマ島綺譚」とか。当時リスペクトしていた大槻ケンヂさんの影響です。

で、古今東西のミステリ史を代表する2大スーパースターのホームズとルパン。まるで思い入れがない自分がもどかしい。こないだ創元推理文庫の「奇巌城」にトライしましたが、おもいっきり脳内スルーでした。この2人が原体験という方、素直に憧れます。

そんな僕でも、ここに収録の作品はすべて内容を覚えていました。なんとなくですけどね。「赤毛連盟」は色々な所でパクられてます。島田荘司さんの御手洗シリーズの短編でもそっくりなのがありますし。私的にはボヘミア王のスキャンダル（ボヘミアの醜聞）がツボ。天下のホームズを煙に巻くアイリーン・アドラー、悩ましくも魅惑的です。

子供向けにあっさり描写されてますが、やはりホームズの人物像は素敵です。名探偵モノはなんだかんだと色々読んでるけど、結局すべてはこの人の亜流なのだなとつくづく実感させられます。御手洗潔や杉下右京やコナンくんも含めてね。

海外翻訳は読みにくいだのなんだのウダウダいってないで、図書館でジュニア向けのホームズ全集をごっそり借りてこようかな？　もちろん子供をダシに使ってね。



※「です・ます調」レビュー１００本ノック。２９本目。

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投稿者：ムギ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

小学生のときに買ってもらい、それ以来ふと読みたくなって何度も読み返している赤毛連盟。
探偵小説のおもしろさを教えてくれた作品であり、今でもホームズ作品の中で一番好きな話。
新潮文庫のホームズシリーズも持っているけど、子どもに読みやすいように書かれているため、気軽に読み返してやすく、つい手にとるのはこの本。自分にとって大事な一冊です。