アメリカは日本の消費税を許さない 通貨戦争で読み解く世界経済
著者 岩本沙弓 (著)
「消費税」という名の非関税障壁に対し、米国はいかなる報復に出るか?日本製品を米国に輸出する場合、輸出企業は、消費税にあたる金額を輸出還付金として日本政府から受け取ることが...
アメリカは日本の消費税を許さない 通貨戦争で読み解く世界経済
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商品説明
「消費税」という名の非関税障壁に対し、米国はいかなる報復に出るか?
日本製品を米国に輸出する場合、輸出企業は、消費税にあたる金額を輸出還付金として日本政府から受け取ることができる。これが非関税障壁となり、日本企業の競争力を増すことになる。ゆえに米国は、過去にも日本の消費税に対し報復を行なってきた。1989年消費税導入→日米構造協議、1994年消費税増税法案可決→年次改革要望書、1997年消費税増税→金融ビッグバン、2010年消費税10%案→日米経済調和対話、2012年増税法案可決→TPP協議本格化。では、2014年と15年の増税には、米国はどのような報復を画策しているのだろうか――。
「消費税」をはじめとして「TPP」「規制緩和」「為替」等の問題は、日米交渉の歴史という観点から見ると一つの道筋で繋がっていることがわかる。現地で渉猟した米公文書館の資料をもとに解説する「誰も書かなかった日米経済戦争の真相」。これぞ、著者の集大成となる一冊!
著者紹介
岩本沙弓 (著)
- 略歴
- 青山学院大学大学院国際政治経済学科修士課程修了。金融コンサルタント、経済作家、大阪経済大学経営学部客員教授。著書に「新・マネー敗戦ドル暴落後の日本」など。
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消費税率が上がるまえに読んでおきたい本です
2018/08/16 17:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤス - この投稿者のレビュー一覧を見る
とある方に「消費税ってそれなりに公平なのではないですか」と言った際にこの本を薦められました。
輸出企業に支払われている輸出還付金の存在やアメリが消費税を導入していないこと等知らなかった話が記載されており,大変勉強になりました。
時系列の流れやアメリカの公文書の保存状況等からの推論に説得力があり,自分の消費税に対する認識を改めました。
僕の気がつかなかった
2014/02/28 14:43
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:weruboy - この投稿者のレビュー一覧を見る
消費税やTPPの話が面白かった。