神去なあなあ日常
著者 三浦しをん
平野勇気、18歳。高校を出たらフリーターで食っていこうと思っていた。でもなぜか三重県の林業の現場に放り込まれてしまいーー。携帯も通じない山奥!ダニやヒルの襲来!勇気は無事...
神去なあなあ日常
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商品説明
平野勇気、18歳。高校を出たらフリーターで食っていこうと思っていた。でもなぜか三重県の林業の現場に放り込まれてしまいーー。携帯も通じない山奥!ダニやヒルの襲来!勇気は無事、一人前になれるのか……? 四季のうつくしい神去村で、勇気と個性的な村人たちが繰り広げる騒動記!林業エンタテインメント小説の傑作。
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森と生きる物語・・・おもしれー
2012/11/02 12:15
10人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Fukusuke55 - この投稿者のレビュー一覧を見る
フリーター、もしくはニートへの道まっしぐらだった横浜育ちの平野勇気18歳。彼が飛び込んだ・・・いや、放り込まれた職場は三重県の林業の現場。
いまどきの18歳 勇気の目に映る四季の美しさ、自然と共生し対峙する職場や神去村の人々、神への畏敬の念。それは清々しく、荘厳ですらある。
時間がゆっくりと流れていく神去地区の姿と勇気の成長は、何よりも力強く「生命」を感じさせてくれる。
中村林業の人々や神去村の人々(+ノコという犬)、そして山の神が勇気を受け入れたのは、彼が「真っ白」だったから。すすけた大人は、いちど身に付いた煤をそそいで真っ白になる必要があるから、こうはいかない。
中村清一さん(勇気の雇い主)の視点で、サイドストーリーを読んでみたい。
・・・オビのキャッチじゃないけれど、「ホントにおもしれー」
面白い
2017/08/14 04:45
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る
だらだら高校生だったコがいきなり僻地の真剣な生活に放り込まれる、という出だしは割とよくある感じでしたが、林業の厳しさ、地方の因習などが面白かった。それに、神去って実在する場所なんですねえ。過疎化が進んだ場所が舞台でしたが、少子化がここまま止まらなければ、日本のどこでもこんな感じになっちゃうのかなとおもいました。
日本のド田舎”神去村”で現代っ子のユウキが奮闘!
2016/12/05 08:55
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、三浦しをん氏の長編傑作です。我が国のド田舎ともいえる神去村に半強制的に就職させられた現代っ子のユウキ。最初、この何もない田舎の林業がいやでいやでたまりませんでした。隙があれば村を逃げ出すことばかり考えていましたが、やがて、神去村にまつわるいろいろな神事やそこでの人々との触れ合いを通して、一歩ずつ村人の仲間入りができてきたことに気づき、神去村とそこの村人たちが好きになっていきます。現代っ子の精神的な成長を描いた感動的長編です。
しをんさんは凄い
2016/09/18 18:47
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:てつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
しをんさんの本は大好きだが、これが一番好き。林業を知ることもでき、神様への敬を理解でき、恋愛も。1次産業は国力を保つためには必要なのに国は何をしているんだ!この本を教科書に載せよう。ちなみに続刊の夜話も良かったです。是非、セットで読んでください。次いでにDVDも。こちらは長澤まさみさんが出てます。
ほんわか
2016/08/01 21:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:saya - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校卒業後フリーターをしようと思っていた勇気は先生と両親により神去村に送り込まれ林業をすることに。村の人達がそれぞれいいキャラで村での催しも面白くて夢中で読みました。神去村に行ってみたくなりました。そして行ったら普通にヨキ達に会えるような気持になります。
初刷:2012年9月15日
2015/08/30 19:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bbsf - この投稿者のレビュー一覧を見る
単行本は2009年5月刊行…解説は角幡唯介…スケールがでかい舞台をふわっと包み込むようにうまくまとめてある…特に前半の説明臭いセリフ回しといかにも女性が考えつきそうな主人公のキャラ設定に伴う行動が最後まで小さく違和感として残った
神去村に行きたい!
2014/08/10 10:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:halk47 - この投稿者のレビュー一覧を見る
林業の世界が新鮮。神去村(三重県美杉村)に行ってみたくなります。
素晴らしい本です
2024/10/31 16:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
横浜から神去村に送り込まれ、林業の現場で働くことになった主人公です。大自然の偉大さ、林業の大変さが伝わってくる壮大な物語でした。
危うくニートになりそうだった青年(?)が変わる
2023/04/08 09:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
親や教師の思惑で、無理矢理、山奥に送られた主人公が、一風変わった人々と山仕事を通してちょっと変わっていくストーリーですが、いろいろな(ハチャメチャな)事が立て続けに起きて、笑っていいのか、怒っていいのか、訳も分からず進行していく話でした。
きっと、いい方向に変わっていったのでしょう。
それは、山の空気の賜物かもしれません。
安心して何度も読めます
2022/08/21 10:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ななな - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は寝つきが悪くて、眠るためによく既読の本を利用する。その中の一冊が、三浦しをんの神去なあなあ日常。
自分の意志とは別に、都会の青年が林業につくことになってしまうお話。仕事も田舎も最初は嫌で仕方がないが、だんだん好きになっていく。くすっと笑ってしまうような主人公の日常は何度でも読みたくなる。
疲れている時にも安心して楽しめます。
何気ない日常が宝物
2022/02/20 11:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:atsu - この投稿者のレビュー一覧を見る
そこに吹く風の温度や香りまで感じそうなほどに自然の描写が繊細で鮮やかでした。
分厚い本ですが、一瞬で読み終わるくらい 三浦さんの世界に引っ張り込まれました。
自然を通して成長する人々の温もりを感じられて、読んでいてホッコリしました。
キャンプに行きたくなる一冊!
面白いの一言
2021/02/08 17:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:優乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る
林業を舞台に繰り広げられる若者の生き方。
ドンドンと引き込まれ一気に読んでしまいました。
読了感もとてもいいのでお勧めです。
おとぎ話なんだけど、感動する
2020/12/06 18:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この前に読んだ瀬尾まい子氏の「そして、バトンは渡された」(血がつながっていない親子のお話)もそうだったのが、これも現実的ではない林業を営む人たちの話で、何が現実的でないのかというとおそらくリアルな林業の世界ではヨキや清一のような若い働き手なぞいないんだろうと思られること、そして映画版では長澤まさみや優香が村で生活しているということも。これもおとぎ話なんだろうなと思いながら読んでいる、でもかといって現実味がないから面白くないということは全くなく、こういう異次元の温かい世界にタイムスリップしたような気持のよさは何なんだろう。ちょうど、この本を電車で読んでいるとき、中吊り広告に「大阪で林業をしませんか」というのが目についた。実際の世界での林業って想像以上に過酷なんだろうなと異次元から現実に引き戻された気がした
林業に放り込まれた
2017/12/14 15:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:本大好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
なぜか林業に放り込まれた主人公。神去村の日常はゆったりとしている。しかし、死にそうになることもあり、主人公の成長も良い。
林業の大切さを思う
2015/09/28 17:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ksugis - この投稿者のレビュー一覧を見る
ユーモラスな表現ながら、林業って大切だ!
そう初めて知った本。
三浦しをんさん、天才だね