予想以上の手応え
2015/09/21 17:53
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投稿者:なんでも評論家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
サクサク読み進められるが、表題以上の中身の濃さがある印象。新人からベテランまでカバーし得る定番の一冊。
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非常に読みやすく、しかも読みやすいだけの本にありがちな内容がスカスカの本でもない。ビジネスの心構えや指針が示されていて、自分自身の仕事にもすぐ活かせる内容。
ただ誤字が目立つのと言い回しが分かりにくい箇所がいくつかあり、編集がもっとまともならという印象。
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起業家のように企業で働く 小杉 俊哉
"志があり、切り開く力があり、チャレンジする人のたとえを、
「起業家」と呼んでいます。"
企業の中において、
自己成長をするためのエッセンスがあふれている一冊です!
・志をもつ
・起業家のように仕事をするうえでやるべきこと
・会社に属しているメリット
・転機をつくるポイント
・必要なスキル
特に、やるべきことの中でも紹介されている
『自身がどれだけの価値を生むか』
という部分は、常に大切にしていきたい。
やはり一番分かりやすいのは、業績貢献。
ーー
たとえば、
年収500万円だとする。
例えば、残業代などの考えを省いて平均10時間、年間250日働くとする。
そうすると1時間当たり2000円。
さらに、社会保険料やオフィススペースなどの費用を合わせると給与の最低1.5倍、多い場合には2倍の人件費がかかる。2倍であれば、1時間当たり4000円。
2時間半会議に出席すると、1万円の経費がかかっている計算になる。
1万円分以上、その会議で貢献しなければならない。
そして、貢献しているかどうかは、誰よりも君自身が一番分かるはず。
ーー
「成果をあげるための第一歩は、時間の使い方を記録することである
by ピーター・ドラッカー」
企業の中で成果を上げられなければ、そもそも起業など難しいでしょうし、
企業内のメリットも非常にたくさんあると思っています。
まずは、いかに貢献できるかを大切にしていきたい。
全体としてはとても読みやすく、理論などというよりも、ご自身の体験や、事例・名言の引用を多く取り上げており、非常に腹に落ちる一冊です。
起業家のように企業で働く 小杉 俊哉
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上司のポジションで働く 「いつでも辞められる」と思っていれば環境に作用されない 他者を支援に、育てることが自分の成長につながる ひとりでやった方が経済的価値を生むことを会社でやる必要はない 難易度の高い仕事を引き受ける 出向は成長のチャンス 上司と喧嘩しない
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最近の不景気から、大企業で働きたいとう学生が増えている。そこには「中小企業よりも安定しているから潰れなさそうだから」という理由がひとつとしてあげられらしい。
それに対して「ベンチャーなどを立ち上げて挑戦する気概を持った若者が減っている」と若者の安定志向とチャレンジ精神の低下を嘆く声が各メディアから聞こえてくる。同世代の若い者として、たくさんの刺激をもらえるからとてもうれしい。
でも、正直そんな風に喧伝したら起業をその若さでできる人たちがグッと増えるとは思えないし、現実的に考えるとやはり難しい。
この本はそんな現実路線を見据えながら「でも、じゃあどうすればいいんだろう」っていう気持ちを持っている人たちに対しての本なのではないかなと思う。
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ちょっとタイトルとマッチする内容の比率が少ない。若手社員向け社会人心得本という感じ。ただ新しい気づきはあった。会社の一人当たり利益をみて、どんくらいリバレッジかかってるかで人によっては会社に所属してる意味がないかもという視点。会社に使われないで、会社を使い倒す心意気が必要なんでしょうね。キャリア自己責任時代。という感じだと小暮さんのわいつまでこんな働き方をするのか、の方がハッとする。
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「君たちはただ会社に言われたことをやり続けるのか?」という問いかけから本書ははじまる。
夢を語って入社したけど、働いてみたらなかなか理想に近づけない状況にも直面するというモヤモヤをなんとかしたくて本書を手にとった。いつかは起業したいと思っていた自分がいたことも思い出した。
会社人生とは、それが進んでいくに従って選択技は狭まっていくが、ひとりの起業家のように考えて働けば、理想的なリソースが豊富にある会社の中でできることのほうが大きいのではないか?
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同じ思いです。はい。先に書かれた!というぐらい、同感できる内容が多い。社内ベンチャーは、日本にあった、とてもよいシステムだと思う。
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書かれていることは、正しいですし、モチベーションが高い人には 、道標になる本です。
すべての人が実践できるかというと、それは難しい。
もっとみんなでハッピーになれる方法はないのかなあ。などと思うことが間違いなのかな。もうかりまっか?ぼちぼちでんなあ。くらいの気楽さはつうじなくなってきてるんかな。最近わからん。
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【目的】 20代後半~30代前半のビジネスパーソン向けに、企業の中で成長感を持ちながら働いていくためのマインドを伝える。
【収穫】 目の前の仕事にばかり捉われがちなときに、自分を客観的に見ることの必要性を思い出させてくれる。
【概要】 以下は本書が伝えるマインドの一部。
1.志をもつ
自分がこうありたい、こうしたいという中長期的なキャリア・ビジョンをもって働くことで、日々の短期的な仕事がそのビジョンの実現に繋がることが実感できる。ただそれだけはなく、世の中に対してどう貢献したいという視点を持っていれば、人を巻き込めるようになる。
2.起業家のように仕事をする上でやるべきこと
常にプロとして「成果をあげること」と「相手の期待を上回ること」を意識して働く。そのために、自身がどれだけの価値を生んだかお金に置き換えて考える。自分の役割ではなくとも、必要なことは何かを考え、それに向けて動く。いざとなったら辞めるくらいに腹を括る。
3.大きな仕事は企業でこそできる
やりたいことをやるために社内のリソースを十分に活用する。それには会社としての利益と個人のビジョンを重ねて考えることが大事。社内だけではなく社外との連携も大企業であればしやすい。そのような他の組織と連携して働くときは、「他者承認と感謝」を意識する。
4.転機をつくる
企業内でも職種を変えたり部門を変わることで、これまでの実績を抱えながらも新たなフィールドでチャレンジできる。新規事業や難易度の高い仕事にチャレンジする、あるいはその会社の傍流の仕事で働くことが自身の成長につながる。
5.企業内で勝っていくためのスキル
仕事は「最速」か「最高」でないと価値を生まない。「Quick&Dirty」でも価値があると理解する。目の前の仕事だけに捉われるのではなく、市場から見た自分の雇用価値を意識する。社内政治にはできるだけ中立の立場でいる。常にチャレンジと学習を続ける。
【感想】 人に勧められて読了。企業の中にいながら起業家的なマインドを持って新しいビジネスを生みだしたり、望むキャリアを選んでいく人の事例が紹介されているのは刺激になる。ただ、全体としてあまり心を揺さぶられる感じはなかった。これは著者のゼミの卒業生に向けた手紙という形式をとっているので、穏やかな口語体で書かれているためかもしれない。逆に言えば、読みやすいので、普段あまり本を読まない人には伝わるものがあるのかと思う。
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仕事に行き詰まっているとき、何か変えたいとむやみに焦ってしまうけど、今いるところでも何でも出来るんだと教えてくれる本です。
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★2014年1月4日読了『起業家のように企業で働く』小杉俊哉著 評価B
1958年生まれ早大法卒、NEC,MITのMBA私費留学、マッキンゼー&カンパニー、ユニデン、アップルコンピュータ、慶應義塾大学SFC研究所上席所員、THS経営組織研究所代表。
会社に入って数年した卒業生へのゼミ教授からの手紙という形で、各章は進んでいく。若い世代のビジネスマンだけでなく、すべてのビジネスマンが読んでおくべき内容だと思うが、内容は実に平易。しかし、書かれている内容は、厳しく実現するには大変な努力が必要なハズ。
私の周りには私を含めて昔タイプサラリーマンは、うじゃうじゃいるが、市場価値はおそらく年収の数分の一というのが実態。その点を若いうちから意識して努力を重ねていくことは、非常に今後大切であることは自明の理。
$0 君はただ「会社」から言われたとおりに働き続けるのか?
$1 志をもつ
出世しなくてもいい
言われたことをやるだけで終わらない
上司のポジションのイメージを持って働く
自分がどうなりたいかよりも大切なこと
$2 起業家のように仕事をするうえでやるべきこと
ビジョンを持つ
ビジネスプランとは何か
プロフェッショナルとして仕事をする覚悟を持つ
自身がどれだけ価値を生むか
リーダーシップを発揮する
腹を括る
$3 大きな仕事は企業でこそできる
会社でやる意味を常に意識する
会社のリソースを使い倒す
社内外のネットワークを作る
チームを最大限利用する
$4 転機をつくる
社内で起業、転職できるのが企業にいる最大のメリット
新規事業に手を挙げる
難易度の高い仕事を引き受ける
傍流の仕事が君を成長させる
出向は成長のチャンス
あえて畑違いの部門を希望する
海外業務研修や留学のチャンスは積極的に利用する
$5 企業内で勝っていくためのスキル
最速か最高でないと勝てない
常に市場価値を意識する
上司とけんかしない
アサーション
表現力
影響力
存在
社内政治
チャレンジ
学習
$そうやって来た君はどこでも活躍できる
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会社人の特権は、会社のパワー、リソースをふんだんに使えること。やらされ仕事ではなく、いろんなことにチャレンジしろ、と説いている。
ビジョンを持て、仕事に誇りを持て。
成果を上げる第一歩は、時間の使い方を記録すること。75
常に一人称で考える。相手と意見が異なる場合は、違うとはっきり言う。 自分の直感と心の声に従う勇気を持つ。181
早いということは何よりも価値がある。158
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海外に行け、ベンチャーに行けというマッチョ(?)な主張が多い中、
もう少し現実的な処方箋を提示しているかなと思う。
世の中の大半の人は、
「自分が何をやりたいのか分からない、やりたいことが特にない」
って状態なんだよね、きっと。
マッチョ系の主張とはその温度差がハンパ無くあって、そんな周囲の反対押し切ってまでやそこまでリスクをとってまでやれません、やる気概はないですと思ってしまう。
そうではなくて、今いる環境を利用して、、、という点で中々示唆のある内容だったと思う。
特に響いたこととして、
「プライベートで新しいチャレンジをしない人は、仕事でもチャレンジしない」という下り。
プライベートの学びが仕事にフィードバックされるってのをちょっと感じているんだよね。
ワーク・ライフ・バランスからワーク・ライフ・インテグレーションへ。
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違和感が大きくとも、接し方を変えてみる。相手は驚くが、すぐに慣れてくれる。そして新しい習慣を無意識に反復するようになる。「自分の違和感」と「相手の驚き」を乗り越える勇気を。