- 販売開始日: 2014/10/31
- 出版社: 実業之日本社
- ISBN:978-4-408-53641-5
探偵が腕貫を外すとき 【電子特別版】
著者 西澤保彦
腕貫着用、神出鬼没な謎の公務員探偵が、市民の悩みや事件を鮮やかに解明! そしてついに女子大生ユリエと……!? 三年連続、四月四日の午後四時に鳩の死骸と人の死に直面した配送...
探偵が腕貫を外すとき 【電子特別版】
01/14まで通常1,056円
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商品説明
腕貫着用、神出鬼没な謎の公務員探偵が、市民の悩みや事件を鮮やかに解明! そしてついに女子大生ユリエと……!? 三年連続、四月四日の午後四時に鳩の死骸と人の死に直面した配送員。これは偶然なのか、必然なのか。そして今年もまた、四月四日がやってくる――「贖いの顔」。 四十年前に不倫相手の女性を殺してしまった。なぜ、彼女の夫はその罪を被ってくれたのか? 夫の葬儀の日、長年の謎が明かされる――「秘密」。 妻子と別れ、一人マンションに暮らす男。彼が契約した住人専用駐車場に、決まって月曜の朝に不特定多数のドライバーに無断駐車されてしまう。その理由は?――「どこまでも停められて」。 女子大生・ユリエが企画した幼稚園の同窓会の最中に、参加者が殺害された。不可解な遺留品の謎、犯人は? そして動機は?――「いきちがい」。 お馴染み刑事コンビも登場、今日も櫃洗市は大騒ぎ! 絶好調「腕貫探偵」シリーズ待望の新作短編集! 未収録話「セカンド・プラン」を掲載した電子書籍特別版。
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西澤保彦らしさがいい方向に働いている。
2015/09/06 13:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
表題の「腕貫を外す」に、あまり意味はないような気がする。腕貫をしてようがしてまいが、腕貫探偵が謎を解くことに変わりはないので。時間外推理という意味が一応あるのだろうが、設定はこれまでのの作品と変わらない。
相変わらず、何とも机上の推論的雰囲気が強い。これはもう、「腕貫探偵」に限らず、西澤保彦の作品の特徴といってもいいような気がする。ただ、机上の推論が、ぎりぎり机上の空論にはなっていないところが救い。荒唐無稽と言い切るほどの謎解きではなく、論理としては成り立っているから許される。それに、独特の雰囲気があるのでたまに読みたくなる。特に、腕貫探偵シリーズは安心して読める。