屁タレどもよ!
著者 中村うさぎ (著)
私達は「悪口」が大好きな生き物だ。自分の短所を高い高い棚に上げ、他人をコキおろしているときの昂揚感といったら……。カフェやホモバーで大好物の悪口を言いまくっていた女王様が...
屁タレどもよ!
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商品説明
私達は「悪口」が大好きな生き物だ。自分の短所を高い高い棚に上げ、他人をコキおろしているときの昂揚感といったら……。カフェやホモバーで大好物の悪口を言いまくっていた女王様が、愛と毒にまみれた著名人の悪口を、愉快痛快なエッセイに。和田アキ子、広末涼子、田村亮子、中村江里子、今井美樹、久本雅美ほか著名人42人を力いっぱいメッタ斬り。過激さゆえにお蔵入りの危機にあった本書だが、潔い文章で民草のメラメラ嫉妬をさっぱりと流しさる、溜飲のさがる1冊。
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オモロカッタァ。
2004/12/03 00:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:〜花巻温泉〜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょちょい、と読んでしまいました。オモロカッタァ。
うさぎねえさんが、週刊誌をめくりながらワイドショーを見ながら「何言ってんのよぉ」とつけたイチャモンの数々。もとは夕刊フジの連載です。
冒頭で述べられているとおり、人って悪口の好きなもんです。だから、売れっ子文筆家の書いた人の悪口はとうぜん面白いわけです。でも「そ、そこを、突くぅ?」と自分自身にグサグサくるところもあります。
何はともあれ日々の雑事から、ふぅっと一息ついたときに、楽しめます。しかしながら、この本には賞味期限がありますのでご注意を。書かれたのは多分2000年くらい。俎上にのせられてる有名人の中にはうさぎねえさんの予言通りすでに「え? いずこに消えてしまわれたの?」という方もおられます。 早く読まないと、ワイドショーネタとなった出来事の数々を忘れてしまいます! というわけで、師走のひとときにいかがですか、という1冊でした。
毒・吐きまくり!でも爽快
2004/09/30 22:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ずるっぴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は有名人の暴露ネタや、人物評に特別興味があるわけではない。
ただ、この人が書いたモンだったら読みたいという書き手が二人いる。
ひとりは、亡くなったナンシー関さん。もうひとりは… そう、中村うさぎ嬢である。ナンシーさんは彼女独特の、びっくりするような視点から、人間を見ていたように思う。
では、うさぎ嬢は……
この「屁タレどもよ!」は、最初あまりの過激さに某出版社からの発売が中止になり、インターネット販売という形式をとった、いわくつきの作品だ。
彼女の人物評というのは、つまりそんな感じ……なのである。
まさに悪口雑言、言いたい放題。OLの昼休みのおしゃべり状態である。
でも…ちっとも不愉快じゃない。むしろ、「どうして、自分はこの○○(テキトーな名前を入れてくだされ)がイマイチきらいなんろうなあ。」と思ってた謎が、あら不思議…うさぎ嬢の罵詈雑言にその答えが書いてあるではないか、といった感じである。
それは、誰に媚びることもない、自分が感じた事を文字にしている、そして独自の視点をもっている彼女だからこそできることのような気がする。
デヴィ夫人がうらやましいなんて、彼女にしか言えない台詞だろう。
この毒の吐き方はむしろ私には爽快なくらいだ!