大幽霊烏賊(上) 名探偵 面鏡真澄
著者 首藤瓜於
昭和の初め、日本の精神医学界を黎明期からリードしてきた養父院長が作り上げた愛宕市の葦沢病院。その数ある病棟のなかでもとりわけ厳重な隔離室には不思議な患者がいた。新米医師の...
大幽霊烏賊(上) 名探偵 面鏡真澄
商品説明
昭和の初め、日本の精神医学界を黎明期からリードしてきた養父院長が作り上げた愛宕市の葦沢病院。その数ある病棟のなかでもとりわけ厳重な隔離室には不思議な患者がいた。新米医師の使降醫は、博覧強記の天才・面鏡真澄とともに謎の患者の正体を探るが……。現実と非現実が錯綜する精神医学ミステリー。
目次
- 【第一部】
- 1 理想の大病院
- 2 北第六病棟の「黙狂」
- 3 居心地の良い下宿。養父院長の悩ましい立場について
- 4 忙中閑なし
- 5 三狂人
- 6 一夜のうちに天女と悪鬼とを見る事
- 7 謎は深まるばかり
- 8 副院長は働き者
- 9 天草の水主
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あの世とこの世の狭間のような…
2015/10/25 10:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:スリーピングドッグ - この投稿者のレビュー一覧を見る
独特な幻想的雰囲気に吸い込まれるようだ。昭和初期の設定ということも相まってか、松本清張、京極夏彦作品に見られるような、薄ら寒さ、寂しさ暗さがただよう。後半二部に入っての大幽霊烏賊のシーンは、それまでの浸っている感から一気に引きずり込まれていく迫力がある。下巻が楽しみだ。
どうして詳しいの
2015/09/19 12:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
脳男で江戸川乱歩賞を受賞した作者はどうしてこういった医学知識に詳しいのだろう。
プロフィールによると作者は上智大学法学部卒。どこで学んだのだろうか?