島津久光=幕末政治の焦点
著者 町田明広
時は、幕末がいまだ「政治の季節」であった文久期。幕府の権威が根底から揺らぎ、過激志士らの暴発に朝廷がおびえる中、その動向をもっとも注目された男こそ、島津久光であった。久光...
島津久光=幕末政治の焦点
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商品説明
時は、幕末がいまだ「政治の季節」であった文久期。幕府の権威が根底から揺らぎ、過激志士らの暴発に朝廷がおびえる中、その動向をもっとも注目された男こそ、島津久光であった。久光の指揮の下、小松帯刀、大久保一蔵、中山中左衛門、堀次郎ら、実力ある藩士たちが、京都の中央政局を舞台にして、幕末の行方を決定づける政争をくりひろげてゆく。史料を丹念に読みこみ、幕末政治史にあらたな光をあてる意欲作! (講談社選書メチエ)
目次
- プロローグ
- 序章
- 第一章 久光体制の確立と上京政略
- 第二章 錯綜するイデオロギー
- 第三章 率兵上京と中央政局
- 第四章 寺田屋事件の深層
- 第五章 久光vs.京都所司代───朝廷での政争
- 第六章 朔平門外の変───薩摩藩最大の危機
- 第七章 八月十八日政変───首謀者は誰か?
- 第八章 元治・慶応期の久光・薩摩藩
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島津久光の存在感
2020/12/23 05:29
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投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
島津久光を中心に文久年間の中央政局について述べられている。一時は久光を京都守護職にしようとしたり再三上洛を求められたり久光の存在感の大きさがうかがえる(薩英戦争の対応のために上洛はなかなかできなかったが)