知っていると安心できる成分表示の知識

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投稿者：銀の皿　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

商品の外側にたくさん書かれている文字情報。賞味期限と消費期限の違いなどはわりによく知られるようになっていると思うが、どこまで利用（しかも正しく）しているだろうか。

本書では「水溶性食物繊維って何？」というような質問形式をタイトルに、素朴な疑問から「栄養機能食品の定義」などの法律的なものまで、成分表示などの情報の基礎知識をわかりやすく説明している。

定義の類は国の政策や国際関係などによって変動する部分があるので、最新の事情を知っておくことは常に必要だ。この2016年の本にさへ、私にはすでに「初耳」がいくつかあった。

大きな文字で書かれた「植物性」の文字だけで安心してはいないだろうか。「無添加」だから安全と思って買ったあと、雑菌繁殖にちゃんと気をつけているだろうか。「植物性なら安心なのか？」「無添加は何が入っていないということか？」など、テキトーは思い込みでそう思っていることもある、と教えられる。

著者が長年気にかけているところの、「効能が科学的に立証されていない」ものがかなり商品化されていることについても多く書かれている。知らないで高額の化粧品や危険なサプリメントを使用することだけは避けたいと思う。提供された情報をできるだけ正しく利用するために基礎知識のチェックは欠かせない。

すべてを理解して選択していくことは無理かもしれない。でも、自分が「気にしている」ことについてぐらいはちゃんと理解し、せっかく提供されている情報を利用したい。

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投稿者：6EQUJ5　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

食品のみならず化粧品などに記載されている成分表示について、1テーマにつき見開きの2ページで説明する一冊。項目な多岐に及び、詳しい内容になっています。私は、タンパク加水分解物(p72～73)などが気になりました。

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投稿者：キック　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

食品添加物は全面的に摂らないスタンスの方もいれば、個別の危険性を確認した上で気をつけるスタンスの方もいると思います。前者の方は自ずと自炊生活となるでしょう。私はたまには外食もしたいということで後者でしょうか。本書は後者の方にお勧め。第1章はラベル表示の基本知識、第2章は様々な食品添加物の特性、第3章は健康食品の毒性、第4章はその他（歯磨き剤、化粧品、石けん、洗剤等）、あとがきで「安全」と「安心」の高い壁を示唆。もはや添加物抜きの暮らしは不可能な世の中です。まずは、基本知識を知ることが肝要だと思いました。

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投稿者：なおこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

買い物する時ラベルって熟読するほうなんだけど、結局知ってる名前はほとんどないのでよんで見ました。これから少しみるところがかわるかも。