- 販売開始日: 2017/01/20
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-398008-0
バラ色の聖戦 The Future is in our Hands!(20)
著者 こやまゆかり(著)
パリコレモデルオーデションを前に浅野の元カノ・茜子の母の容体が悪化。茜子を心配する浅野の姿に真琴は動揺する。そしてオーディションがスタート。真琴と紗良は二人でランウェイに...
バラ色の聖戦 The Future is in our Hands!(20)
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商品説明
パリコレモデルオーデションを前に浅野の元カノ・茜子の母の容体が悪化。茜子を心配する浅野の姿に真琴は動揺する。そしてオーディションがスタート。真琴と紗良は二人でランウェイに出る。しかし突然 観客の子供が乱入して――!? 大長編作ついに完結!!
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娘さんと夫の描写について
2023/02/22 20:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カンカン - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の成功や前向きな姿勢は総じて物語としてとても爽快で、ドラマの展開もワクワクできる、読後感のよい作品です。いっきに読ませるドラマ。
本筋とは違うのですが私がいい作品だな、感じたのは、主人公の夫と娘さんの描写のリアルさと説得力。
主人公の娘は、主人公に常に「その子がどうにもできないことでいじめてはいけないよ」と教えられていて、自分が学校で嫌がらせにあったのに、その元凶が相手の親にあったことを知って、それが周囲にばれてみんながのけ者にしようとしても、相手の子を赦すんです。「自分もママのこと(モデルの仕事について)で何か言われてつらかったからわかる」といって。
主人公が、ほんとうに常識的な、真っ当な教育をしているし、それをきちんと受けとめて育ってる娘さんがいいなあ、と思いました。(小学校の道徳の教科書に載せて欲しいくらい・・・)
そして、1巻目からモラハラ全開(俺は金を稼いでいるから家事と育児は全部妻の仕事だ絶対手伝わない!)の夫ですが、終盤、離婚後再婚してから脳梗塞の発作で半身に麻痺がのこり、会社で窓際にされてつらいので在宅フリーランスになりたい、だから再婚嫁もパートとかして支えてくれるか?と聞いたら、嫁に「わたしは100%家事と育児をこなしているからそれは私の役割ではない」ってばっさり断られる。それで、自分のしてきたことが間違いだったと初めて気づくのです(遅いよ)。
遅まきながら改心して、最後には立ち直るんですが、いやあ、人間自分が体験しないと学ばないのね〜、いくら周りが言っても変わらない、自分で気づいて変わろうとしないかぎり変わらないんだなあ・・・というのがとってもリアルに描かれていました。
でも、ざまあみろ、で終わらず、ちゃんとその夫にも救いのある展開にしてくれているのがこやま先生のいいところ。
そんな、人間の描写がとてもリアルなので、ドラマに厚みがありました。オススメです。
薔薇色の聖戦
2017/06/08 02:04
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:や。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
こやまさんの作品は、三作めでした。
30歳主婦からのモデルって、現実にはないですよね。
話の続きがきになるので全巻購入しましたが。
読み返しとなると、しない気がします。
現実味が薄いから、共感できないんでしょうね。