見出される時
著者 瀬戸内晴美
「生きていくということは、じぶんの失われた時への追憶であり、見出された時の確認であるのかもしれない」生命の完全燃焼と魂の全き自由を常にもとめて生き続けた著者が、徳島での幼...
見出される時
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商品説明
「生きていくということは、じぶんの失われた時への追憶であり、見出された時の確認であるのかもしれない」生命の完全燃焼と魂の全き自由を常にもとめて生き続けた著者が、徳島での幼い日から中尊寺で得度するまでの「時」を振り返り、結婚、文学、放浪、仏縁、幸福などについて語り半生の足跡を綴る自伝的エッセイ。
目次
- I(見出される時/逢うということ/忘れるということ/背中の顔/過ぎたるは/死にざま/日本人の歳末感/私のアンナ・カレーニナ/「妻の座なき妻」との訣別/東京の空の下/陽気な職人/江戸・東京の住み好さ住み難さ/作家の日記/日記/蔵の中/酩酊に似た幸福感/見えるもの)/II(東京を捨てて京都に移るの記/最後のもの/烈しい生と美しい死を/このいとしきもの──わが蔵書/「蒼馬を見たり」──詩と私/わが師わが友/「文学者」と私/秋のぐち/人間の幸福とは何か/「歩くこと」への憧れ/日記の迷い/徳島の人形廻し/黒髪と藤の花/残された夢/放浪について/エメラルドと川端夫妻/合歓/私の北京/幻の女たち/古里の黄昏)/III(風の声、鐘の声/ホテルとわたし/物心ついた時から/家と蒸発欲望/みどりの腰巻/五秒前の呻き/“書き死”の覚悟/酒に交われば/修羅八荒/私の過去帳/北京は変っていた/幻ならず──北京再訪/道元と私/昏き闇より──わが回心の記/中尊寺へ/その前後/人間家族を捨てるまで/遮断機への道/鶯の宿から)
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