将軍の跡継ぎ
著者 氷月葵
世継ぎの家重を護れ!宮地家二代目「加門」に将軍吉宗から直命下る。側室が懐妊したばかりの、家重の病は果たして偶然か。加門の幼馴染み、十八歳の田沼意次は、家重の小姓。加門と意...
将軍の跡継ぎ
商品説明
世継ぎの家重を護れ!
宮地家二代目「加門」に将軍吉宗から直命下る。
側室が懐妊したばかりの、家重の病は果たして偶然か。
加門の幼馴染み、十八歳の田沼意次は、家重の小姓。加門と意次は合力して闘う。
享保元年(一七一六)、吉宗は跡継ぎのいなかった家継の養子となり、将軍を継いだ。紀州藩主であった吉宗は、紀州から多くの家臣を伴って江戸城に入った。そのなかに、宮地家も含まれていた。紀州から連れて来た薬込役(くすりごめやく)十七家を御広敷伊賀者(おひろしきいがもの)として置いたのである。江戸城に入ったとき、宮地友右衛門は二十五歳、三年後に二代目となる加門が生まれている。
十八歳の若きヒーロー! 新シリーズ第1弾
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タクタク読み
2016/06/02 13:07
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投稿者:たくちゅん - この投稿者のレビュー一覧を見る
氷月作品を読むのは、山同心に続いて2作品目だが、なかなか丁寧に仕上がった作品と感じます。
御庭番・宮地加門が、八代吉宗の意志、嫡男家重の意志を汲み上げ、調べにあたると云う流れです。その際、若き田沼意次が加門と幼馴染み、御庭番衆の面々やらが、話の流れにアクセントとなり、これからの展開を予想されます。医師・将翁の言葉が響きますね…聡いからといってえらいわけではない。たまたま、それをもらって生まれただけ…人は勘違い・錯覚するだけ、と…
このシリーズがどのようになるのか…
楽しみですね。