- 販売開始日: 2017/05/29
- 出版社: グループ・ゼロ
蠢太郎
著者 村上もとか
旅芸人の女形役者・鶴吉とその息子、蠢太郎(じゅんたろう)は、江戸を発ち謎の追手から逃げながら命からがら京の都に辿り着く。時は明治8年、時代が激変していく最中のことである。...
蠢太郎
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
旅芸人の女形役者・鶴吉とその息子、蠢太郎(じゅんたろう)は、江戸を発ち謎の追手から逃げながら命からがら京の都に辿り着く。時は明治8年、時代が激変していく最中のことである。かろうじて芝居小屋の座元に拾われた蠢太郎は子供芝居という組織に加わり、稽古をつけてもらうことに。舞踊以外に興味が持てない蠢太郎だったが、芝居小屋の奥深さに心を惹かれてゆき、やがて彼は京都歌舞伎の大渦の中心になっていく……謎の出自、迫り来る魔の手、歌舞伎役者への天命…と、美丈夫の波乱の運命を描いた傑作!!
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
カラー頁なしだった
2020/10/26 09:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
440円ともう一つ、660円の二種類あって、どちらにカラー刷りがあるのか分からなかったので、安くて発刊日が最近のものを選んだら、全部白黒刷りだった・・・ガッカリ。もう一つの方だったみたいです。
色刷りが無かったけれど、それなりに楽しめました。
絵が緻密で構成も丁寧。踊りのキメポーズもとても上手です。
明治維新前後の動乱期、ご落胤の歌舞伎役者の子、蠢太朗の数奇な運命の物語ですが、京都と東京に夫々天皇が居たという話は、どこかの陰謀説に有った気がします。
父を失い、片手を失い、やっと生みの母と会えてよかった。普通の人としての幸せを味わえない境遇で生まれた、才能に恵まれた芸術家の物語でした。
電子版だけではなく、B6サイズの紙版も買うつもりです。