宮本武蔵が1645年頃に著したとされる有一の兵法書です!
2020/05/01 11:58
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、宮本武蔵が著した兵法書で、剣術の奥義をまとめた一冊です。 寛永20年(1643年)から死の直前の正保2年(1645年)にかけて、熊本県熊本市近郊の金峰山にある霊巌洞で執筆されたと言われています。同書には、「一身の切合いに勝ち数人の戦いに勝つのが武士というものだ」と述べられ、戦いにおける構え方、足の踏み方、目のつけ方などが具体的に記されています。我が国で長く読み継がれてきた古典的名著です!
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投稿者:toshi1127 - この投稿者のレビュー一覧を見る
各種の兵法が分かりやすく解説してあるものの、なかなか素人には難解なため、一度読んだだけでは会得するまでには至らず。
思い浮かぶマンガの主人公たち
2023/04/25 06:11
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投稿者:マーブル - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みながら想像する。吉川栄治はきっと読んだに違いない。 他の武蔵を描いた作品の作者たちも読んだことだろう。 そして、何故か思い浮かんだ少年マンガの作家たち。もしかするとたくさんの作家が、サムライの思考やセリフ、サムライに限らぬ武芸の者達の技や態度の参考にしたのではないか。太刀の持ち方。構え方。姿勢。足の運び。目の配り方。細かく具体的な項目でありながらノウハウとして言語化の面から言えば抽象的、精神論的に終わる感じが、少年マンガの登場人物たちの根拠はないのだが、カッコいいセリフに通じるものを感じてしまう。
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日本最強の文化人、宮本武蔵の書、当然剣術のことを書いているのですが、身体論、禅的精神の本としても質が高いです。
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重複してる記述があったり、剣術をしっかり勉強したわけではないので分からない部分がかなりあった。いつか再読しよう。【古060429購入/060701読了】
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「型を学び、型にはまらないスタイル」・・この本に書かれている言葉。
准くんはここから、 一見、矛盾するようだが型にはまりすぎると芝居の幅が狭くなってしまい、咄嗟のアドリブが利かない。 しかし一方で型がないと魅せられない。 と『反乱のボヤージュ』の頃、この本を読んで思ったらしい。<日経アソシエより>
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バガボンド読んで、とりあえず読んでおかないと日本人として危ういな。と、思って読んだ。ただ、著者として武蔵のイメージはマンガやメディアに流布しているような豪放磊落な人間ではなく、もっと静かなキレ者てき野郎。野郎。です。
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宮本武蔵による剣術書とゆうことでそれだけで価値があるかも知れないが、真剣を握ったことすらないおれには残念ながらイマイチな感じ。剣術家は読むべし。
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だいぶ前に読んだが、正直、武術をやっていない者には、分からない内容かもしれない。
ただ日常のヒントもある。
五輪書地水火風空
地概要、水自分流派、火合戦無常、風他流派、空自を真に入れる手に剣無
何においても拍子あり。武の拍子、商の拍子、敵を倒すには、敵の拍子を崩す。
全体性であるものは、制限して物事を表す言葉では、表現しにくい。
遠きところ近くみて、近きところ遠くみる 刀は親指、人差し指を軽く、中指は
中間、薬、小指しっかり。美術のときに使う、少し細める。足は、切るときも、
歩むときも両足を右左と踏む。心を水に、どのようにも対処しやすいように。い
づれの構えも切ることとして構える。構えのためじゃない。シミュの大切さ。全
身であたる。手じゃなく、身を入れる。拍子合わないときは、相手より早く打つ
相手が少し崩れる。観客がただ動くのを見ている役者。
エトス、パトス、ロゴス。相乗効果の本質は、相違点に価値をおき、それを尊重
し、強みをのばし、弱さを補完すること。男女平等論。どうしても分からないと
きは、引いてみろ!四手をはなす。とらえにくければ、まず少し動かすことによ
って、相手の拍子を観る。盗人が家に取籠るのは、外の相手を強いと思うから、
よく吟味すべし。こちらに利があることを見せて、自然とやめさせる。はじめは
、相手に敬意を払いあう、打ち解け、お互いに感情移入して、勇気を持ち、尊敬
と理解をしめし、創造する。そして、共通のビジョンを身につけてみる
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剣術が処世術であった時代に書かれたビジネス書と思って読むと、今でも通用する考え方が多数述べられていて興味深い。相手の身になって考え、事を有利に運ぶ。見えないものを見る。守りの行動も含め、すべては次の瞬間に敵を斬るためと心得よ。等々。
武術をやっている人なら、より一層楽しめると思う。
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読んでも古文何で解読するの面倒で
流し読みに
最後の解説だけまともに読みました。
え〜とこの本は「宮本武蔵」の人生の末期という切迫した
心理的状況下に執筆されて、十分に整頓する時間的余裕
もなく書かれたものらしく、武蔵の人生観
五感で感じ取れたのは
剣術に対してと仏教、風水の類の倫理観的臭いと
その時代の背景も多少感じ取れたイメージです。
唯一、心に刺さった表現がありましてそれだけ紹介して
レビュー終わります。
※当たり前の事やけど、全部自分にできているか
問いかけたら
全て出来ているとは限らんかなぁ
悔いなき人生を送ろうと思いました。
ここから引用
地水火風空、是五巻也。我兵法を学ばんと思ふ人は、
道をおこなふ法あり。
第一に、よこしまになき事をおもふ所
第二に、道の鍛錬するところ
第三に、諸芸にさはる所
第四に、諸職の道を知る事
第五に、物毎の損得をわきまゆる事
第六に、諸事目利を仕覚ゆる事
第七に、目に見えぬ所をさとつてしる事
第八に、わづかなる事にも気を付くる事
第九に、役にたゝぬ事をせざる事
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「二天一流が二刀流なのは、片手で刀が振れるほうがもう片方の手を他に使えて便利だから。あと、せっかくいつも二本も刀持ってるんだから、使わないのはもったいない。片手で振るのは難しい?そんなの稽古してりゃ馴れる!」なるほど道理ではあるような・・・。他の部分に関しては剣術(武術)全般に適応できる内容。
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「五輪書」の全体像は分かるっているつもりだけど、いざ読み始めると奥が深すぎ。
宮本武蔵とは、いったい何者だったのか?
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宮本武蔵が書いた剣法書。
兵法について書いた「地之巻」、
心構えと剣術の構えについて書かれた「水之巻」、
戦闘技術について書かれた「火之巻」、
その他の流派について書かれた「風之巻」、
武蔵の哲学に触れることができる「空之巻」、
の5つから成る。
現代語ではないので、
イーストプレス社刊のまんが版で予習すると、理解しやすい。
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言わずと知れた、宮本武蔵による兵法書。
武術(剣術)を学べば、万人の戦い方にも適用できるから「兵法」なのだ、ということらしいが、「孫子」に比べると、一般的な兵法については内容不足。
じゃあ得られるところがないかといえば、そんなことは当然なくて、片手打ちの必要性や、人を切ることを最優先に置くことなど、とにかく実用重視の視点が印象的。
あと、「むかつかする」という単語が出てきてちょっとびっくりした。江戸時代からあったのね。