- 販売開始日: 2017/07/21
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-388278-0
フラジャイル(9)
病理医とは、直接患者と会うことなく病気の原因を調べ診断を下す医者だ。同僚の医師は岸京一郎についてこう語る。「強烈な変人だが、極めて優秀だ」と。そんな天才医師にも忘れられな...
フラジャイル(9)
【セット限定価格】フラジャイル(9)
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商品説明
病理医とは、直接患者と会うことなく病気の原因を調べ診断を下す医者だ。同僚の医師は岸京一郎についてこう語る。「強烈な変人だが、極めて優秀だ」と。そんな天才医師にも忘れられない過去があった。岸に強烈な感情を抱く後輩・手嶌。そして岸の親友だった病理医・比日野。彼らとの出来事が、岸京一郎を今に至らせる!
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新展開、過去編開幕
2017/08/04 12:33
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hontoカスタマー - この投稿者のレビュー一覧を見る
第九巻では冒頭、慶楼大学時代の後輩、手嶌が登場。手嶌は病理医を辞めて研究職に転身をすることを機に壮望会病院に挨拶に。手嶌の登場を通して岸の大学時代が描かれます。
これまで事件ベースで岸のバックグラウンドはあまり明かされていなかった。設定はあらかじめされていたとは思うがここにきて過去編をぶち込んできたかというところ。主人公の過去は巻を重ねていくとおのずと明らかになっていくものだが、主人公岸は過去が謎だということが魅力の一つとなっているので、読者としては過去を知りたいような知りたくないような・・・
大学病院勤務時代に岸を変える何かが起こったことは確かなようだ。
フラジャイル9
2023/10/17 22:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Keito - この投稿者のレビュー一覧を見る
次の巻へと続くハル先生での患者の描き方が印象的だった
あと岸先生の過去が描かれているお話があり鉄壁のような人だというイメージを勝手に決めつけていたけどやはり過去には色んなことがあったんだなと思いました
岸先生の昔
2023/04/18 15:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
岸先生が若い頃のことがいくつか描かれています。昔の出来事で何を考えたかまで詳しく書いていませんが、病理に異動したキッカケは理解できます。
未知
2021/01/04 12:01
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっとだけネタバレ
重いテーマ
突き止められない病原菌。対処両方で行くしかない治療。いや、治療ではないですね。
中国から発症した未知のウィルス。
中国って何なんだろう?
SARS、MARS、それ以上のCOVID-19。コロナウィルス発祥の地?
治療の手段がない小児固形癌。
告知で揺れる医療チーム。
岸先生の臨床医時代のストーリーと火箱さんが絡み合う展開へ!?
続きが気になります!
岸先生の過去
2020/09/07 02:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よみました。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだ病理医ではなかった若かりし頃の岸先生の話。
あの後、病理医になったのか。
それしかできなかったという無力感。
過去の事は変えられず、亡くなった人はよみがえらないけど、岸先生が病理医のプロになってから救われた患者さんもたくさんいると思うと読者も救われる。
岸先生のルーツ
2017/07/23 07:42
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:w203c88 - この投稿者のレビュー一覧を見る
もともとは今ほど人付き合いを避ける感じではなかったようですが、病理医になったきっかけ、ルーツとなった事件を経て今に至る、原点を見ることができました。
あっという間に読み終わってしまい、物足りなさも感じましたが、テンポの良い展開ならではなので、続きが楽しみです。
過去編
2020/10/25 00:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去編も入っていて、彼はいかにして今のような病理医になるにいたったのか、がわかります。人間って難しいなあ……