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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
文庫版でラストが変えられていたらどうしようと思っていたので悲しいけど一安心。あのふたりのあの選択、あの覚悟、あの場面はふたりの真実の契りでした。
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投稿者:まぐろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
もう表紙が素晴らしいです。
ガイとリキの再会。
全てを話すリキ。
でも納得ができないガイとすれ違ってしまう。
その結果、リキを連れ出してイアソンの怒りを買ってしまいます。
もう最終巻にふさわしいラストでした。
初めて語られるリキのイアソンへの想い。
2人が最期まで一緒にいるのが泣けました。
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投稿者:りんご - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりに再読。表現できないあの感覚。読み終わったあと、息が詰まる、ため息がでるそんな重めの作品。受けとり方によっては、ハッピーエンドかもしれない。この結末を初めて読んだとき受け入れられなかったけれど、時間が立ちこれはこれで良かったのだと思わされた。本当に出会えてよかった作品のひとつ。
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投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまりに文体が変わっていたので、結末まで変えられてたら
がっかりだな、と思ってました。結末はちゃんと同じでした。
良かった。
全文書き直しているかのように、単行本との違いがすごい。
内容は同じ。加筆というより修正。
でも文庫本の方が、多分時代にあっているんだろうな。
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本編最終巻(外伝が出るかは未確定)
表紙の二人が穏やかな表情で幸せそうで泣ける。
BLなんて言葉も無かった頃に、どっぷりハマった作品で、あらためて感想とか無理。
私の中のイアソンは永遠に塩沢さんなので、現在のメディアミックスには手を出せないでいるのは損をしているのかなあ…
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間の楔……光風社出版刊(1990年)
「間の楔⑥」光風社出版刊行の単行本に、加筆修正して書き下ろし
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ついに完結。
唯一追いかけてたBLでしたが
作者もあとがきに書いていたけどこれはBLじゃなくて
あくまでもJUNEでした。笑。
クリスタルがつぶれたりどうなるかと思いましたが
キャラ文庫に移行してからは順調でよかった。
やっぱりラストは想像通りの救いのなさ。
ゴッドチャイルドでした。泣
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泣きました。でもそれは悲しさばかりではありませんでした。読み進むほどに、人に堕ちていくイアソンの姿に、向かう結末がけして明るいものではないであろうことを予感させられ、息苦しくなるほどでした。でもイアソンとリキの結末は、この二人にとってはこれ以外なかったと思わせてくれるシーンだったと思います。ずっと心に残る作品になりそうです。
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近年のBLには有り得ない結末だけれど、
作者さんもあとがきされているように、
これはこれで、二人にとっての【THE BEST END】なのでしょう。
そして、キーパーソンであったカッツェは最後・・・
何を思って、誰を想って、泣いたのだろうか。
結局、最後まで独特な文体に馴染むことはできず、
ブツブツ不平を零しながらも
世界感にはしっかりと引き込まれてしまったあたり、
やはり秀逸な作品といえるのかも。
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ついに完結。結末は知っていたもののやはり感慨深い。
挿絵も前のシリーズよりもリキが大人で好きなので、この際全巻買い替えました。
JUNE小説の殿堂。ラストキスが切ない。
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最終巻…ついに読んでしまいました。久しぶりに本で号泣しました(泣)~「JUNE」な展開?「JUNE」の定義もあまりよく分からないのですが、BLとか萌えとかそんな甘い言葉では語り尽くせない衝撃の展開です。途中からは破滅的なラストに向かう様子に胸が痛くなりながら読みました。
皆それぞれの想いが切ない。
ガイは穏やかで唯一の常識人でした。でもリキを愛するあまり狂気に堕ちていく…きっとガイは探し出したリキに会って気付いてしまったんですよね、リキの心は既にイアソンにあると。二人が助けた命…これから生きていくには重過ぎる十字架です。
そしてイアソンのリキへの想い!もうなんて深いんだろう!
アンドロイド絶対君主である彼が、リキを知り興味を持ち、それは主人とペットという歪んだ関係かもしれないけれど確実にリキへのそれは愛情に変化していき、イアソン自身もそれを自覚していたのに、決して本人に愛情を示すことは出来ない。飼い主とペットの関係として抱くことでしかその気持ちを埋められなかったんです。
だからリキも戸惑っていたんでしょうね…イアソンの態度が少しずつ変わってきていることに。リキ自身も体だけでなく気持ちもイアソンのものになっているなんて気付いてなかった、又意地っ張りな性格上認めたくなかったのでしょう。でも最後の最後で気付くんですね、あのタナバーンのラストで…(涙)銜えタバコのディープキス、BL史に残る名シーンですね。
そして最後に、そんな二人を第三者的な立場で冷静に見ていたカッチェが、二人の生き様をみて涙をながすのです、それも嗚咽するくらいに。ファニチャーとして育てられ性別も感情もなくして生きてきた彼が、初めてみせる人間的な感情だったかもしれません。
現世では笑いあうことのなかった二人…今頃、手をつないで笑顔でいてほしいな、最終巻表紙のように…。
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面白かった。楔としてはあのエンディングが一番の着地点なんだろうけど、けど!悲しい……。そして、もう少しこの世界観に浸っていたかったと思った。
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このBLがすごい!と勝手にパロディ本を作りたくなるほどの面白さでした。
設定やセリフに年代を感じさせますが、ストーリーは古いなんて言えないほどの面白さです。
ご都合主義で最近のBLにありがちなハッピーエンドではなく、タイトル通りの終わり方です。
もしあの時、こうなっていれば…!と暫く考えてしまうほど切ない終わり方ですが、これ以外に無いのかなと思いました。
あまりにも好きすぎて、OVAも買ってしまったのですが、塩沢ミンクも大川ミンクもセクシーでイメージ通りです。本の長さが気になる方はOVAからはじめてもいいかもしれません。新しいものは未完ですが、元のものは完結しています。多少のストーリー変更はありますが、大筋は同じです。
BL小説ってこんなに面白いんだ…!と気付く作品でした。
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▼あらすじ
踪したリキは、特権階級が住むエリアにいるらしい!? 居場所を突き止めたガイは、リキのパトロンがイアソンと知って驚愕!!
けれど、イアソンに「これはわたしのペットだ」と所有権を見せつけるように、目の前でリキを嬲られてしまう。嫉妬に眩むガイは、リキを拉致し、イアソンとの全面対決に挑むが…!?
主人とペット──その歪んだ絆で繋がれた究極の執着愛、ついに感動と衝撃の最終巻!!
***
OVAから入り、小説を買ったのですがまさか死にネタだとは思いも寄らず。
ですが買ってしまった物は最後まで読もうと読み続けやっと最終巻である6巻に辿り着いたもののやっぱりラストを知りたくなくてなかなか手が出せずにいること3ヶ月…ようやく意を決して読みました。
やっぱり最後が切なくて切なくて。
身を挺してリキを守る事で最初で最後の好意を見せたイアソン、「どちらか選べと言われたら、間違いなくガイを選ぶ」と告げたリキの最後の選択。そして安寧。
カッツェの言う通りこういう形でしか成就出来ない愛もあるんだろうけど…やっぱり生きていて欲しかったという思いが強いです。
結局、リキもイアソンもお互い「好き」や「愛してる」といった言葉を伝える事もなく、イアソンに至っては最後はキツく抱き寄せるだけっていう行動も切なくて切なくて胸がキリキリ痛みました。言葉じゃなくて行動に「愛」が滲んでいて。
なんて不器用な人達なんだろうと。もどかしくて切なくて只々悲しい。
そしてカッツェが泣いたシーンで私も泣きそうになった。
というよりカッツェの涙が読者の気持ちを代弁しているような気がして…。
読み終わった後に改めて表紙を見て、かつてないほど穏やかで柔らかな二人の表情に胸にこみ上げるものが…。
ああ、二人とも深い部分で繋がっていたんだと改めて実感しました。
作品としては面白かったけどやっぱり死ネタは切な過ぎるから苦手です。
こういう作品は「間の楔」だけで私には十分だと思いました。