商品説明
当代きっての作家たち、ガチンコ競作シリーズ!慶長五年九月十五日、霧立ちこめる地に戦国時代の終焉を告げる運命を背負った男たちが集結した。天下分け目の大戦「関ヶ原の戦い」。徳川家康率いる「東軍」圧勝の理由、石田三成率いる「西軍」敗北の契機、そして両軍の運命を握る男。七人の作家が七人の武将の視点で描く競作長編「決戦!」シリーズ初陣。刊行当初から話題沸騰!業界初の立体的(3D)な競作長編!
目次
- 葉室麟「孤狼なり」(石田三成)
- 冲方丁「真紅の米」(小早川秀秋)
- 伊東潤「人を致して」(徳川家康)
- 天野純希「有楽斎の城」(織田有楽斎)
- 矢野隆「丸に十文字」(島津義弘)
- 吉川永青「笹を噛ませよ」(可児才蔵)
- 木下昌輝「怪僧恵瓊」(安国寺恵瓊)
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関ヶ原の戦いを多角的に描いた佳品
2017/08/24 11:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:文庫主義 - この投稿者のレビュー一覧を見る
力量のある7人の時代劇作家が、
各々別の武将の目線で関ヶ原の戦いを描いている。
同一人物でも各々の作家の描き方が異なり、読む側の気持ちも揺れ動く。
関ヶ原の戦いとはどのようなものだったのか、
読後も一層疑問が大きくなってくるように思える。
一つのテーマで作家が競作する企画は色々とあるが、
この本の場合はそれがぴったりはまっているように思った。
もっと「関ヶ原の戦い」を知りたいと思わせてくれる作品である。
関ヶ原
2024/08/11 23:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
関ヶ原の戦いは徳川家康が天下を取る最終決戦になった重要な戦いですが、こんなふうに七人がそれぞれの解釈をして短編になると、すごく新鮮でした。歴史モノがお好きな読者さんにはぜひ読んでいただきたいです。