生命を支えるATPエネルギー メカニズムから医療への応用まで
著者 二井 將光
生命を維持するエネルギーの正体は何か、どんなメカニズムで作られ、どのように使われるか、その過程を紐解いていく1冊。高校生物でも登場する「ATP(アデノシン三リン酸)」がそ...
生命を支えるATPエネルギー メカニズムから医療への応用まで
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商品説明
生命を維持するエネルギーの正体は何か、どんなメカニズムで作られ、どのように使われるか、その過程を紐解いていく1冊。高校生物でも登場する「ATP(アデノシン三リン酸)」がその鍵を握ります。本書前半では、ATPとそれを取り巻くしくみを、後半では、メカニズムを知ることでわかる、病気の原因について解説します。様々な病気に関わるATPやATPを合成する酵素。薬や診断法など医療への応用も期待されます。
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最新の科学で分かってきた生命科学最先端をいく科学書です!
2020/01/31 08:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、様々な分野の科学的知識がわかりやすく理解できると大好評の講談社「ブルーバックス」シリーズの一冊で、同巻は「アデノシン3リン酸」と呼ばれる生命維持のエネルギーに関係した酵素について書かれたものです。高校で生物を選択した方々の中には、「名前だけは覚えている」という人もおられると思いますが、実はこの酵素、生命を維持し、エネルギーを作るためには必要不可欠なものであることが最新の科学で分かってきています。では、これはどのようにして体内で作られ、どのようなメカニズムでエネルギーを作りだしているのでしょうか。同書では、その点について、わかりやすく、また詳細に一つひとつ解き明かしてくれます。生命科学の価値ある一冊です!
とても読みやすい、でも内容は専門書レベル
2017/10/07 02:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る
これほどの深い内容をここまでわかりやすく書けるものだろうか。専門家なら本書が名著であるとすぐわかるだろう。しかし本当は人間の知的営みに興味があるすべての方に読んでいただきたいと思う。生命の仕組みに迫っていく研究者たちのドラマーそこには多くの日本人研究者(著者自身も含めて)も登場する―には誰もが興奮を感じずにはいられない。とくに研究者を目指す若い方はきっと勇気づけられるに違いない。