- 販売開始日: 2018/02/07
- 出版社: 裳華房
- ISBN:978-4-7853-5115-1
発生・変態・リズム
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。本...
発生・変態・リズム
01/09まで通常2,750円
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商品説明
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
本書は、「時」に関係する現象に焦点を当て、ホルモンを切り口とした興味深い断面を紹介する。
動物には、個体の一生のうちのおおよそ決まった「時」に大きく形態の変化する現象──脱皮や変態などが知られており、内分泌系によって統括されている。また、動物の成熟や繁殖行動の多くには、特定の「時」に変化する現象──季節性がみられ、そのためにさまざまなスケールで時間を測る時計が体内にあり、固有の周期でリズムを生み出す。これらのリズムの発現にもホルモンが深く関わっている。
本書の前半では「発生・変態」を、後半では「リズム」を取り扱い、昆虫類、甲殻類、境界動物(尾索類、頭索類、無顎類)、魚類、両棲類、鳥類、哺乳類と幅広い動物を対象に第一線の研究者がわかりやすく解説した。
「時」にまつわる現象自身とそれに関わる内分泌系の役割を、動物間で比較することの楽しさを知っていただければ幸いである。
目次
- 1.序論―時の視点から見た生命現象とホルモン―
- 第1部 発生・変態
- 2.昆虫類の成長・変態とホルモン
- 3.甲殻類の脱皮・変態とホルモン
- 4.境界動物の内分泌系と変態にみる脊椎動物への進化の足跡
- 5.魚類の変態とホルモン
- 6.両生類の変態とホルモン
- 7.鳥類の胚発生における甲状腺ホルモンの役割
- 第2部 リズム
- 8.概日リズム・時計遺伝子とホルモン
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