気まぐれ食堂 神様がくれた休日(なつやすみ)
著者 有間カオル
調理師の実果は、念願の三ツ星レストランで働き始めた矢先にケガをして失業、恋人にも逃げられてしまう。不運が重なり思いがけなく休みができた彼女は、あてもないまま瀬戸内海の小島...
気まぐれ食堂 神様がくれた休日(なつやすみ)
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商品説明
調理師の実果は、念願の三ツ星レストランで働き始めた矢先にケガをして失業、恋人にも逃げられてしまう。不運が重なり思いがけなく休みができた彼女は、あてもないまま瀬戸内海の小島に滞在することに。島民より猫の多い猫島で民宿を営む老夫婦と、釣りや料理を手伝いながらのんびり過ごす実果。そんなある日、島で道に迷った彼女は、気まぐれで営業しているという風変わりな食堂と出会う。主人らしき青年はいるものの大抵は店を空けていて料理をふるまう様子もない、この謎めいた食堂との出会いをきっかけに、実果にささやかな転機が訪れる――。
目次
- 泊まる
- 作る
- 見る
- 買う
- 食べる
- 遊ぶ
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料理の描写が物足りないけど面白い
2018/09/30 08:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
こういった「食堂」が出てくる話って、多くが1話完結のオムニバス形式で、毎話毎話違う料理が出てきたりするもので…私もそんな話を期待して購入したのですが…なかなか料理を作らない笑
あくまで「主人公の成長譚」であり、「料理」をテーマにした小説を読みたい人には物足りないかもしれません。
同じ有間さんの作品の『魔法使いのハーブティー』が子どもや思春期の子が読みやすい作品であるならば、こちらの小説は社会に出てちょっと疲れた大人に向いている作品かも…。
田舎育ちの私としては、「村の子どもたちってこうだよね」とか共感するところも多いのですが…登場人物が豊富なわりには主人公たちとの関わりはそんなに厚くないため、物足りなさを感じるかもしれません。
ストーリーに関係ないところで、「これは」というものが転がっていたので、そこに触れてほしかった。
詰め込み過ぎかなぁ…と思ってしまいました。