- 販売開始日: 2018/07/26
- 出版社: リブレ
- レーベル: ビーボーイスラッシュノベルズ
- ISBN:978-4-7997-3830-6
最凶の恋人(12)―極道と俳優―【イラスト入り】
最高学府に通う物静かな青年――後の千住組若頭・狩屋秋俊。彼は役作りのためと粘る若手俳優・遊馬を部屋住みとして引き受ける。組絡みの事件に巻き込まれた遊馬の失態を払拭すべくと...
最凶の恋人(12)―極道と俳優―【イラスト入り】
商品説明
最高学府に通う物静かな青年――後の千住組若頭・狩屋秋俊。彼は役作りのためと粘る若手俳優・遊馬を部屋住みとして引き受ける。組絡みの事件に巻き込まれた遊馬の失態を払拭すべくとった狩屋の落とし前とは…! また、組内の采配を預かる舎弟頭・前嶋と、千住組の金庫番・斉木奏。互いの利益の為に抱き、抱かれる二人のラブストーリーを収録。
高校卒業後、母校で再会するまでの10年のあいだ遙とは離れていたはずの柾鷹。彼の遙に対する知られざる胸キュンエピソードも満載!
(※本書収録の「youthful days ―極道と俳優―」は、2018年7月まで配信していたビーボーイデジタルノベルズ「最凶の恋人 youthful days ―極道と俳優―【イラスト入り】」と同内容のものです。)
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番外編的なお話。
2018/06/28 13:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ12作品目。番外編的なお話です。
ネタバレがあります。
1.本編から12年以上前、役作りのため一時的でも狩屋の舎弟となった俳優志望の青年と、その青年を預かることになった狩屋のお話。青年視点です。
ついに狩屋さんにもハニーが!?と鼻息を荒くしながら読みましたが・・・やっぱり若頭は孤高の存在でした。
2.千住組の舎弟頭・前嶋さん攻めと千住組の金庫番で税理士・斎木さん受けのお話。両方の視点なので、心境の変化が読み取れて面白かったです。
身体の関係から、心までメロメロになる前嶋さんと、強がっていた斎木さんが素直になる過程もかわいい。イチャイチャの挿絵が、甘いので必見です。
3.柾鷹のプチストーカーが遙にバレたお話。ある意味、組長らしいし、それを仕方ないなぁで結局は許す遙さんは、やっぱり姐さんです。
まだまだ、「最凶」シリーズの続きを読みたいです。
男前な漢たち
2021/11/30 02:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
千住組若頭・狩屋とある俳優の話は、物静かでできる男の狩屋さんがついに!と思ったけれど、うーん…。
けじめにつけ方にしても別れ際のキスにしてもカッコ良過ぎ、これで惚れるなっていうのが無理でしょ。
前島さんは派手さはないけれど縁の下の力持ち風で、今まであまり目立っていなかったけれど、しっかりちゃっかり子猫を捕まえた。(いや、捕まったのはどちらなんだか分からないけど)
あの若頭がいて、金庫番と奥向きのことを司る舎弟頭がくっついたんだから益々千寿丸組は安泰だ。
少々組長が怠け者で色ボケしてても大丈夫さ、たぶん(笑)
狩屋の心は誰のところにあるのか?柾鷹のトコかな……。
2022/10/07 01:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コリラックマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
狩屋の色恋がチラホラ出てきては消えていくのは、やっぱり狩屋の中で「出会った運命の人」が柾鷹だったからなんでしょうか。
遥とはいい関係だし、ヤクザよりヤクザらしく腹も据わっていると認めているし、何か起きれば助けにも行く。柾鷹に頼まれればアメリカくんだりまで遥を代わりに抱きに行くし、柾鷹を間に、狩屋と遥は「共犯者」に近いイメージを受けるのです。
この2人はお互いの領域で柾鷹を独占できている、共存している、という感じがします。お互いの領域には踏み込まず、線引きをして柾鷹をやり取りしているような印象です。狩屋は遥だけは認めている感じがします。
そこから押すと、遊馬くんは狩屋の心にはどう頑張っても住めなさそうだな……という気がしました。狩屋にこだわって自分の立場を捨てても、狩屋はそれを望まない気がするし。ましてや柾鷹ですら遥を極道には巻き込みたくないと言っているのだから、狩屋だってそうに違いないのです。
なのに修羅の道を一緒に……って、それを狩屋が望むのか?という空回り印象しか受けなかった気がします。
遥は柾鷹に巻き込まれに行ったと言うよりも、腹を括った上で一緒にいることを選んだだけだから、遊馬くんとそもそものスタンスが違いすぎる。
誰かを選ばねばならないなら、狩屋も実は遥なんじゃないか...と思うことさえあるから、そこに割って入るのは難しそう。人生の大半を3人で過ごしてきた思い出とか信頼は並の絆じゃないだろうし。
色々と考えてしまった1冊でした。
前嶋はいつもとばっちりくったり、色々と不憫な気がしていたので、お相手ができて良かったね!と思います。柾鷹と遥を見てたら無意識に羨ましくなってそうな気もしますが(笑)
柾鷹の周りにはいい人が多い気がします。柾鷹の運がいいのか、引きがいいのか……
つまみ食いはしても本気を作らない男、狩屋の心は何処にあるんでしょうかねぇ……。いつもとは違う昔の柾鷹や狩屋が読めてお得でした